※本ツアーは開催前です。
日本遺産「女性とともに息づく女人高野」のストーリーを構成する名刹等を巡って楽しむデジタルスタンプラリーです!このコースでは、高野山内を巡ります。
ツアーの参加にはアプリが必要です。アプリをインストールしてツアーコード「79926」で検索してください。
アプリを利用すると、デジタルスタンプラリーやフォトブックなどが楽しめます。事故やケガに備えて100円で最大1億円の保険も加入できます。
総本山金剛峯寺 不動坂口女人堂
和歌山県伊都郡
女人堂として唯一現存する不動坂口女人堂は、高野参詣道京大坂道不動坂の終点に位置します。平屋建てで女人禁制が解除されるまでは、女性の参籠所・参拝所として利用されました。高野山は空海によって開かれた真言密教の根本道場であり、僧侶が修行に専念できるよう「女人禁制」を行いました。お大師さま(空海)に導かれた女性や高野山への思いを募らせる女性が、このお堂までやって来て参拝するとともに、周辺の峰々を巡る厳しい「女人道」をたどりました。
大門
和歌山県伊都郡
高野山の入口にそびえ、一山の総門である大門。開創当時は現在の地より少し下った九十九折(つづらおり)谷に鳥居を建て、それを総門としていたそうです。山火事や落雷等で焼失し、現在の建物は1705年に再建されました。五間三戸(さんこ)の二階二層門で、高さは25.1メートルあります。左右には金剛力士像(仁王さま)が安置されています。この仁王像は東大寺南大門の仁王像に次ぐ我が国二番目の巨像と云われ、江戸中期に活躍した大仏師である運長と康意の作です。正面には「日々の影向(ようごう)を闕(かか)さずして、処々の遺跡を檢知す」という聯(れん)が掲げられています。この聯は、「お大師さまは毎日御廟から姿を現され、所々を巡ってはわたしたちをお救いくださっている」という意味であり、同行二人信仰を表しています。 また、大門の横手には弁天岳登山口があり、山頂には弘法大師が勧請された嶽弁才天(だけのべんざいてん)がまつられています。
お助け地蔵尊
和歌山県伊都郡
高野山大門の南側、女人道に面した高野七口の一つ龍神口の近くに祠が建てられている。
言い伝えによると、高野山に住んでいたおじいさんが、熊野の辻を歩いていると「助けて」と声が聞こえたという。
声のする方向を探すと、道際の小さな谷に地蔵尊が落ち込んでいたので、道まで引き上げて安置した。
しかし、人通りの少ない寂しい場所であったので、地蔵尊を抱えて高野山まで帰り、龍神口近くに祠を建て、毎日お参りを続けたところ、この地蔵尊がみんなの願いをひとつずつかなえてくれるようになったという。
また、願い事は、一生に一度だけ聞いてくださるとか、お礼参りには丸いものをお供えするとよいとも言われている。