~米作り、二千年にわたる大地の記憶~
菊池川流域日本遺産を巡るスタンプリーツアー!!
菊池川流域には二千年にわたる「米作り」による大地の記憶が残っています。二千年のなかで米作りを支えた先人たちによる土地利用の広がりが、今も姿を留めており、文化的背景や米作りがもたらした芸能・食文化に出会える稀有な場所です。
菊池川流域日本遺産は玉名市、山鹿市、菊池市、和水町の4市町で構成されており、
このスタンプラリーツアーでは、菊池川流域ならではの自然等を楽しみながら、各市町にある菊池川流域日本遺産の文化財に触れることのできるツアーとなっております。
ツアーの参加にはアプリが必要です。アプリをインストールしてツアーコード「49434」で検索してください。
アプリを利用すると、デジタルスタンプラリーやフォトブックなどが楽しめます。事故やケガに備えて100円で最大1億円の保険も加入できます。
旧玉名干拓施設
熊本県玉名市
江戸時代初期の熊本藩主、加藤清正によって本格的に始められた以降、連綿と続けられた干拓の遺構が残る。うち明治中期築造の末広開(すえひろびらき)、明丑開(めいちゅうびらき)、明豊開(めいほうびらき)、大豊開(だいほうびらき)の総延長5.2kmにわたる大規模な干拓施設群が、国指定の重要文化財となっている。
高瀬御蔵跡・御茶屋跡
熊本県玉名市
熊本藩の御蔵で、ここに菊池川流域の米が集められ大坂堂島へと運ばれた。毎年20万俵以上が搬出された。西南戦争で焼失したが、蔵の礎石などの遺構が残る。また蔵に隣接して御茶屋を設け、ここに藩の重要施設を集中させた。
菊池川白石堰河川公園
熊本県玉名郡和水町
米作りに必要な肥沃な土と清らかな水をもたらす河川。阿蘇外輪山を源と し、有明海に注ぐ延長71kmの1級河川。江戸時代を中心にこの地域の物流の大動脈であった。
花の香酒造
熊本県玉名郡和水町
花の香酒造は、1902年に創業した老舗酒蔵で、神社の井戸に湧き出る岩清水と神社の田んぼで収穫された米を原料としています。創業時に酒蔵に漂っていた梅の香りにちなんで「花の香」という名前が付けられました。
花の香酒造は、自然農法を基本に、環境保全や土地の文化を酒づくりの一環として取り組んでいます。また、地元農家と協力して「山田錦農作部会」を立ち上げ、自社栽培に取り組んでいます。
八千代座
熊本県山鹿市
明治43年、米問屋などの旦那衆によって建てられた芝居小屋。現在も歌舞伎公演のほか、市民コンサート開催など地域の文化拠点となっている。
千代の園酒造
熊本県山鹿市
江戸時代、熊本藩の「お国酒」として作られ、幕府にも献上された酒。保存するため草木灰を入れることで赤く色づく。現在は当地域の正月のお屠蘇(とそ)に欠かせない特別なお酒。
鞠智城跡
熊本県山鹿市
鞠智城は、菊池川流域日本遺産の構成文化財のひとつで、大和朝廷が7世紀後半に築いた山城です。米を備蓄する軍事補給基地として機能し、米倉跡や大量の炭化米が発見されています。
鞠智城は、山鹿市菊鹿町米原を中心に広がる城跡で、東京ドーム約12倍の広さです。発掘調査では、食糧を保管した米倉や防人たちが寝起きした兵舎など、72棟の建物跡が確認されています。
菊池渓谷
熊本県菊池市
菊池川の源流をなす菊池渓谷は、阿蘇の伏流水が多くのミネラル分を含み、下流に肥沃な養分をもたらして、米をはじめ様々な農産物に豊かな恵みをもたらしている。