百舌鳥古墳群は、堺市内の東西・南北約4キロメートルの範囲に広がる古墳群です。古墳時代、この一帯には100基を超える古墳が造られました。しかし、都市化の進展などによってその多くが失われ、現在は4世紀後半から6世紀前半に造られた44基の古墳が残っています。その中には、世界最大級の墳墓・仁徳天皇陵古墳をはじめとする巨大前方後円墳などが含まれており、日本の古墳文化を物語る貴重な遺産です。2019年に古市古墳群とともに世界文化遺産に登録されました。
自転車のまち堺を代表するシマノ自転車博物館を起点に、百舌鳥古墳群を散走してください。
ツアーの参加にはアプリが必要です。アプリをインストールしてツアーコード「44643」で検索してください。
アプリを利用すると、デジタルスタンプラリーやフォトブックなどが楽しめます。事故やケガに備えて100円で最大1億円の保険も加入できます。
シマノ自転車博物館
大阪府堺市
鉄砲鍛冶の知恵と技を生かし発展してきた堺の自転車産業、発展の歴史を知ることができる日本唯一の自転車博物館です。2022年3月に場所を大仙公園から堺区南向陽町に移し、規模も3.5倍に拡大され、リニューアルオープンしました。
堺市役所展望ロビー
大阪府堺市
堺市役所の最上階(21F)で360度の展望が無料で楽しめる回廊ロビー。堺市内はもちろんのこと、百舌鳥古墳群や、生駒・金剛山などを一望できます。
反正天皇陵古墳
大阪府堺市
百舌鳥古墳群北端にある全長約148mの天皇陵では小さい方の前方後円墳。5世紀中頃の築造で陪塚とされる古墳2基、二重濠の存在が確認されています。百舌鳥3陵の一つ百舌鳥耳原北陵とも呼ばれています。
旧天王貯水池
大阪府堺市
明治43年(1910年)に建設され、約50年間上水道配水池の役割を担ってきました。当時最新の建材であったレンガを用い、正面入口には凱旋門風のデザインを採用、国の登録有形文化財になっています。
仁徳天皇陵古墳(拝所)
大阪府堺市
クフ王ピラミッド、始皇帝陵と並ぶ世界3大墳墓、5世紀中ごろ築造とされ全長約486mの日本最大の前方後円墳。百舌鳥耳原三陵の一つで、墳丘は3段に築成され三重の濠がめぐり10基以上の陪塚があります。
大仙公園(平和塔)
大阪府堺市
仁徳天皇陵古墳に隣接する38万㎡の緑と歴史に包まれた市のシンボルパーク。どら池、芝生広場、児童の森など自然との触れ合い空間や、博物館、茶室、日本庭園などがあり日本の歴史公園100選の一つです。
履中天皇陵古墳
大阪府堺市
石津ヶ丘にある全長約365mの日本で3番目に大きい巨大前方後円墳。仁徳天皇陵古墳より古く5世紀前半頃に造られ、百舌鳥耳原南陵、ミサンザイ古墳、石津ヶ丘古墳とも呼ばれる百舌鳥耳原三陵の一つです。
いたすけ古墳
大阪府堺市
百舌鳥古墳群中央にある大きさ8番目の国指定史跡の前方後円墳。住宅造成で破壊されそうになったのを市民運動によって保存したことで、出土した冑の埴輪は市の文化財保護のシンボルマークになっています。タヌキが暮らしていて、姿を見せることもあります。
御廟山古墳
大阪府堺市
百舌鳥本町にある前方部を西に向けた前方後円墳です。発掘調査により、規模が墳丘長約203m、後円部径約113m、前方部最大幅約136mと復元されました。最近の調査で二重の濠であることがわかっています。
百舌鳥八幡宮
大阪府堺市
欽明天皇のころ建てられたとされ、本殿右前の大くすは幹囲り5.2m、樹高25m、樹齢7~800年の府指定の天然記念物。中秋の名月に繰り出す勇壮なふとん太鼓の月見祭は農作祈願と満月を祝う祭りです。
ニサンザイ古墳
大阪府堺市
百舌鳥古墳群南東端にある全長約300mの全国7番目の大型前方後円墳。前方部が大きく広がった姿は古墳群で最も精美で新しい、5世紀後半の築造とされ、名称ニサンザイは「陵」が語源と考えられます。