家も駅も野球場までりんご畑の中。東北一幸せな町に選ばれた「りんご畑の中にある町」藤崎町には、りんごづくりの先駆者たちを支えた教会、世界一の品種「ふじ」の誕生、りんごジャムの缶詰工場など、りんごと共に生きてきた人々の物語があふれています。
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藤崎駅
青森県南津軽郡
外壁にりんごの木が描かれていて、可愛らしい駅舎です。かつては貨物列車が通り、ここから山積みのりんごが出荷されていました。
鹿嶋神社
青森県南津軽郡
平安時代の初め、坂上田村麻呂が地面に突き立てた杖が伸びて花が咲いたと言い伝えられており、そこから藤の咲く里「藤咲村」と呼ばれるようになったという「藤崎」の町名の由来となった伝説の場所です。
唐糸御前史跡公園
青森県南津軽郡
鎌倉時代、絶世の美女であった唐糸御前の悲恋伝説が残る地。園内は春になると桜、アヤメ、藤の花が咲き乱れ、岩木山とのコントラストも抜群です。
林崎駅
青森県南津軽郡
りんご畑の中にある無人駅。ホームに降り立つと、絵にかいたようなのどかな風景が目の前に広がります。
りんご型の木
青森県南津軽郡
りんご農家の園主がサワラを刈って成形しています。遊び心で毎年りんごの品種が変わっているとかいないとか!?
ふじ原木公園
青森県南津軽郡
ふじの原木は農林省園芸試験場とともに盛岡市へ移りました。その後、当時の藤崎園芸高等学校りんご科の生徒たちが原木の枝を譲り受け、接ぎ木の原木の育成に成功しました。
この公園では今でも原木と同じ遺伝子の木が大切に栽培されています。
ふじさき産業文化交流施設リンゴカ
青森県南津軽郡
全国で唯一の「りんご科」を有し、多くの技術者を輩出して地域のりんご産業を支えてきた弘前実業高等学校藤崎校舎が惜しまれつつ閉校となりました。この校舎を利用した新たな施設「ふじさき産業文化交流施設リンゴカ」が令和6年4月にオープン。りんご「ふじ」の発祥や町の歴史文化を学べるリンゴカミュージアム、全天候型の屋内グラウンド、食品加工室などがあります。
白鳥ふれあい広場
青森県南津軽郡
白鳥ふれあい広場では、川のすぐそばまで降りることができ、間近で白鳥を観察することができます。毎年12月~3月ころになると、平川土手にはたくさんの白鳥たちがやってきて羽を休めたり、食事をしたりする姿が見られます。白鳥だけではなく、カモの仲間やコクチョウなどの珍しい鳥たちがやってくることも。
年間を通じて岩木山の雄姿が望める絶景ポイントです。
日本キリスト教団藤崎教会
青森県南津軽郡
1886年12月(明治19年)に藤崎村に最初の牧師が派遣され、講義所が開かれました。その翌年には前の町役場跡の隣地に最初の教会堂が建てられ、現在地の藤崎駅通りに教会堂ができたのは1925年(大正14年)のことです。
熱心なクリスチャンである地主の佐藤勝三郎と実業家の長谷川誠三が明治18年に設立した「敬業社」がりんご産業の先駆けとなって活躍し、青森県のりんご産業発展に大きく貢献しました。