わくわく城下町館林体験!歴史の小径&里沼城沼めぐり

群馬県

わくわく城下町館林体験!歴史の小径&里沼城沼めぐりのイメージ

歴史の小径は、館林市民の皆さんからの提言が基になって整備された、館林駅前から旧鷹匠町(現大手町)までの歴史的な建造物を結ぶ約 1.5km の散策路です。館林は、徳川四天王の一人である榊原康政公や、5代目将軍徳川綱吉公にゆかりのある城下町であり、町屋の雰囲気を残した住宅や、旧藩士住宅など、貴重な文化財が今もなお点在しています。大手町から更に東側は館林の守りの沼「城沼」があります。この沼は、人里近くにあり、「里山」と同様に人々の暮らしと深く結び付き、人が沼辺を活かすことで良好な環境が保たれ、文化がはぐくまれてきた「里沼(SATO-NUMA)」です。前半の「歴史の小径」と後半の「里沼」を結び、「里沼リゾートホテルKOMORINU」がスタンプラリーのゴールとなります。人の歴史と文化、里沼の自然が融合するコースのスポットを、ゆっくりと散策ください。

ツアーの参加にはアプリが必要です。アプリをインストールしてツアーコード「43974」で検索してください。
アプリを利用すると、デジタルスタンプラリーやフォトブックなどが楽しめます。事故やケガに備えて100円で最大1億円の保険も加入できます。

館林駅

群馬県館林市

館林駅のイメージ

 駅の開設は明治40年(1907年)。当初は蒸気機関車でしたが、複線化された昭和2年(1927年)には電気機関車となり、交通輸送の面で館林の近代化の一端を担ってきました。駅舎は昭和12年(1937年)の増改築を経て、平成21年(2009年)、橋上駅舎および東西連絡通路が完成し、現在に至っています。
 旧駅舎は、平成10年(1998年)に関東の駅百選にも選ばれています。
 スタンプは「東口」付近で獲得できます。

竜の井

群馬県館林市

竜の井のイメージ

 城沼にある竜神の妻が、かつてここにあった善導寺を守るため、この井戸に姿を消したという伝説から「竜の井」と名付けられたと言われています。以前、この一帯は善導寺の境内でしたが、昭和61年館林駅広場の整備に伴って、楠町に移転したため、現在は本堂前にあったこの井戸とイチョウだけが残っています。

毛塚記念館

群馬県館林市

毛塚記念館のイメージ

 毛塚家は江戸時代末期、丸木屋本店という屋号で造り酒屋を営んでいました。昭和29年(1954年)に分福酒造と改称しています(現在、工場は野辺町)。館林旧城下町に残る本格的な町屋の建物で、平成10年(1998年)に国の登録有形文化財に指定されました。かつては、敷地内にある井戸から取水し、お酒を造っていました。営業時間は11時~16時。定休日は毎月曜日。休業は12月28日~1月3日。スタンプは道路に面した側で獲得できます。

大道寺

群馬県館林市

大道寺のイメージ

 江戸時代は同じ浄土宗の善導寺の寺務を行う役寺で、明治時代に善導寺より独立しました。境内には、国学者で元館林藩主だった生田萬(いくたよろず)の父祖の墓や、田山花袋の算術の師であった戸泉鋼作(といずみこうさく)の墓などがあります。
スタンプは門を入って本堂付近で獲得できます。

青梅天満宮

群馬県館林市

青梅天満宮のイメージ

平安時代、菅原道真は時の左大臣藤原時平によって大宰府に左遷させられてしまいましたが、その際、「東風吹かば匂いおこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ」と詠い、4つの梅の実を枝に刺し、投げたところ、その4箇所とは、花久里梅(島根県)、飛梅(福岡県)、四季梅(香川県)、青梅(群馬県)で、それぞれに天満宮の分霊を勧請し、菅原道真を祀っています。
スタンプは青梅天満宮に入る鳥居付近で獲得できます・

外池商店

群馬県館林市

外池商店のイメージ

 屋号は和泉谷といい、江戸時代中期、近江の国(滋賀県)から移り住み、造り酒屋を営んでいましたが、明治33年(1900年)には、味噌、醤油の製造業を行っていました。現在の建物は、昭和4年(1929年)に建てられたもので、毛塚記念館と同様、町屋の特徴を備えています。敷地内にある蔵は百々歳蔵(ももせぐら)と名付けられ、以前はコンサートなど文化活動を行うことができるホールとしても利用されていました。スタンプはお店の外の道に面した箇所で獲得できます。

旧館林二業見番組合事務所

群馬県館林市

旧館林二業見番組合事務所のイメージ

二業とは、芸者さんの置屋と料亭のことで、見番はそれらの取次や料金の精算、取り締まりをしたところです。一階は事務所、二階は芸者さんの稽古場であった舞台付の36畳の大広間があります。平成28年(2016年)に国の登録有形文化財に指定されました。
スタンプは事務所の外の道に面した場所で獲得できます。

青龍神社の井戸

群馬県館林市

青龍神社の井戸のイメージ

江戸時代、この周辺には福寿院というお寺があり、その境内に井戸がありました。伝説では、第六代館林城主の徳川綱吉公の時代に、突然、清水が噴き上がり、中から女官姿の青龍権現が姿を現したことから、「青龍の井戸」と呼ばれるようになりました。また、この井戸と「竜の井」「城沼」とが一つに繋がっていたという伝説があります。

鷹匠町長屋門

群馬県館林市

鷹匠町長屋門のイメージ

 野辺町(旧三野谷村)の豪農「松澤家」が利用していた長屋門を平成21年(2009年)に移築したもの。門の両側の部屋は、使用人の部屋や物置、長屋として使われていました。

鷹匠町武家屋敷「武鷹館」

群馬県館林市

鷹匠町武家屋敷「武鷹館」のイメージ

 江戸時代、この周辺は鷹狩用の鷹を飼育する鷹匠が住む鷹匠町と呼ばれており、そこにある武士の住宅ということで、「武鷹館」と名付けられました(一般公募)。この「鷹匠館」には旧館林藩士住宅、長屋門、付属住宅が整備されており、特に旧館林藩士住宅は県内に残る数少ない武士の住宅の一つで、平成11年(1999年)に館林市指定重要文化財となっています。

館林城土橋門

群馬県館林市

館林城土橋門のイメージ

館林城の通用口として使用されていた門で、現在の門は昭和58年(1983年)に復元されたものです。土橋門という名は、門の前に土橋が掛かっていたためと言われています。
門の中には蔀土居(しとみどい)が設けられ、外部から中を見えにくくする工夫がなされています。

向井千秋記念子ども科学館

群馬県館林市

向井千秋記念子ども科学館のイメージ

館林出身の宇宙飛行士向井千秋氏を記念した科学館。群馬県最大直径23mの大型ドームで見るプラネタリウムは大人も楽しめる人気スポット。美しい映像と臨場感のあるサウンドをお楽しみいただけます。また、夜間天体観望会を毎月1回程度、季節毎のテーマを決めて開催。プラネタリウムでテーマに沿った星座生解説を行い、4階観望台・5階天体観測室で実際の星空を観察します。
見学場所:館林市城町2-2
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜、祝日の翌日、年末年始等
入館料:大人330円、中学生以下無料
プラネタリウム観覧料:大人550円、小中学生220円
           幼児無料
夜間天体観望会:無料(詳細はホームページ参照)
https://www.city.tatebayashi.gunma.jp/kagakukan/
電話:0276-75-1515
スタンプは建物の道に面した場所で獲得できます。

館林市第二資料館

群馬県館林市

館林市第二資料館のイメージ

 館林の歴史的建造物等を移築して整備したもので、敷地内には旧上毛モスリン事務所や田山花袋旧居があります。
 旧モスリン事務所は明治41~43年(1908~1910年)にかけて建てられた擬洋風建物で、上毛モスリン株式会社の事務所として使われていました。昭和53年(1978年)に県の重要文化財に指定されています。
 田山花袋旧居は田山花袋が少年期を過ごした家で、江戸時代の小規模な武家屋敷の一つです。スタンプは建物に近い庭で獲得できます。

田山花袋記念文学館

群馬県館林市

田山花袋記念文学館のイメージ

群馬県館林市城町にある館林市立の文学館。昭和62年(1987年)開館。向井千秋記念子ども科学館の向かい側にあり、市内出身である田山花袋の資料や交友関係についての情報が展示されています。スタンプは文学館の敷地の信号に近い箇所に設定しました。

旧秋元別邸

群馬県館林市

旧秋元別邸のイメージ

最後の館林藩主秋元家が別邸として所有していた建物で、明治末期から大正初期に建てられたと考えられています。主屋は木造平屋建て・茅葺きの入母屋造り、離れ座敷の洋館は昭和初期に東京の本邸から移築されたものです。和風建築と洋館の調和が美しい和洋折衷の建物で、近代和風建築の様式を知る代表的な建物です。スタンプは旧秋元別邸と 秋本春朝投網の像の
中間あたりで獲得できます。

つつじ映像学習館

群馬県館林市

つつじ映像学習館のイメージ

3Dの映像に振動やミスト、風などが加わった4Dシアターはシーズン以外でも満開のつつじが体感できます。また、ギャラリーには、館林出身の版画家「小暮真望」氏の作品も展示中です。

里沼リゾートホテル「KOMORINU」

群馬県館林市

里沼リゾートホテル「KOMORINU」のイメージ

このスタンプラリーのゴールとなります。2024年春OPEN。群馬・館林の日本遺産「里沼」で、四季折々の自然やアウトドア体験を楽しめるホテル。キャンプ場併設、手ぶらBBQもOK。レストランの食事も美味しいですよ。日本遺産である城沼の湖畔で、それぞれの季節の雰囲気を感じながら素敵な宿泊体験ができます。

さて、館林駅をスタートした方に、来た道とは別ルートで帰り路を紹介します。
里沼リゾートホテル「KOMORINU」から東方向に進み、橋を渡り、板倉籾谷館林線との交差点を左折し、400mほど進んだ山王赤生田線との交差点を左折、北方向に進み、二つ目の信号を左折します。そこから200mほど進んだところが、帰り路1つ目のお勧めSpot「善導寺」です。更に西方向に800mほど進んだところが、帰り路2つ目のお勧めSpot「善長寺」です。更に西方向に600mほど進むと、帰り路3つ目のお勧めSpot「尾曳稲荷神社」です。ここからは更に西方向に進み、1kmほど歩くとスタート地点の館林駅に戻ることができます。