岩内町に散らばる歴史スポットを巡る半日ツアーです。
ルート全体は約5km。
車がない場合は、帰厚院で無料レンタルサイクルを借りると楽に回れます。
【特典情報】
各Spotを訪れると入手できるスタンプを5個以上集めると、「たら丸スマホ待受画像D」をもれなくプレゼント!どこから回ってもOKです!
【ツアー推奨時期】
4月〜11月の火〜日
郷土館:月曜定休、12月〜3月は冬季休館
【モデルプラン】
13:00 郷土館
14:00 野生ホップ発見の地の碑
14:10 文豪夏目漱石在籍地
14:20 岩内場所運上屋本陣跡
14:30 高橋常四郎翁碑
15:00 アスパラガス発祥の地
15:30 岩内東山円筒土器文化遺跡
16:00 岩内漁港修築記念碑
16:15 旧国鉄 岩内線岩内駅跡
※本スタンプラリーは予告なく終了する場合がございます。
♯北海道 ♯岩内町
ツアーの参加にはアプリが必要です。アプリをインストールしてツアーコード「81342」で検索してください。
アプリを利用すると、デジタルスタンプラリーやフォトブックなどが楽しめます。事故やケガに備えて100円で最大1億円の保険も加入できます。
郷土館
北海道岩内郡
北海道で古い歴史をもつ岩内町。
岩内大火の記録など、貴重な展示品の数々や記録映像などを見ることができる施設です。
【営業時間】
9:00~17:00
【定休日】
月曜
※月曜日が祝日の場合は、翌日が休館日となります。
※12月〜3月は冬季休館となります
【入館料金】
一般町内在住者 100円(70円)
一般町外在住者 300円(250円)
※()内は10名以上の団体料金
野生ホップ発見の地の碑
北海道岩内郡
郷土館内にある記念碑。
【野生ホップ発見の歴史】
北海道のホップ栽培の始まりは、1871(明治4)年(語呂でイワナイ)、開拓史のお雇い外国人トーマス・アンチセルが道内の地質など調査時に、現在の岩内町で野生ホップを発見。
アンチセルは日本でも将来ビール産業が盛んになるという予見のもと、開拓使にホップ栽培を提言し、開拓使は東京でのビール醸造を考えていましたが、岩内町での野生ホップ発見から5年後、札幌で開拓使麦酒醸造所(現サッポロビール)が開業されました。
文豪夏目漱石在籍地
北海道岩内郡
「坊ちゃん」「吾輩は猫である」などの作品で知られる明治の文豪夏目漱石が、明治25年から大正3年までの22年間も岩内に戸籍があったことを記念して建てられた記念碑です。
徴兵逃れとの説もありますが、「誰が」「なぜ」「どうして岩内に」など、ナゾは深まるばかり。 戸籍に記されていたこの場所には記念碑があるので、ちょっと立ち寄って推理してみてはいかがでしょうか。
動かぬ証拠の戸籍謄本は郷土館で見ることができます。
岩内場所運上屋本陣跡
北海道岩内郡
1751年(宝暦元年)に近江商人である恵美須屋の岡田弥三右衛門が岩内古宇両場所請負人になりました。
その請負人が設置した交易の拠点は、運上屋と呼ばれ、この石碑が建っている場所にその建物があったようです。
高橋常四郎翁碑
北海道岩内郡
大和公園にある碑。
会津藩士である高橋常四郎が、岩内古宇両郡同修舎(高橋私学校ともいう)を起こした場所。
ちなみに、高橋常四郎の孫にあたる人物は、北海道出身者で最初の飛行家(飛行機操縦士)となった高橋信夫。
アスパラガス発祥の地
北海道岩内郡
岩内協会病院の敷地内に立つ記念碑です。
【アスパラガス発祥の歴史】
岩内の地で日本ではじめてアスパラガスの栽培に成功したのは、下田喜久三(しもだ くぞう)博士です。当時の東京薬学校(後の東京薬科大学)を卒業したばかりの下田氏は、岩内町で家事に従事していましたが、1913年の冷害で大きな被害を受けた北海道の状況を悲しみ、冷害対策作物の試作研究を始めました。
研究の結果、アスパラガスが極寒の地、北海道で立派に栽培できる作物だという事が判明し、欧米からアスパラガスの種子を取り寄せ、新品種「瑞洋」を開発しました。
1921年には、アメリカ製品に全く遜色のないアスパラガスの缶詰試験製造に成功しました。翌1922年には、アスパラガスを植付けた後、本格的な生産体制を築くため当時の北海道庁長官に建言したことをきっかけに欧米諸国を視察。帰国後、岩内町に日本アスパラガス(株)の前身となる会社を創立しました。
当時、世界最大の生産国は、アメリカでしたが、国内での洋食化が進んだことや、アメリカ産のアスパラガスの品質低下により、国産のアスパラガスの需要は高まりました。
岩内東山円筒土器文化遺跡
北海道岩内郡
北海道指定史跡となっている岩内町東山円筒文化遺跡は、岩内市街を見下ろす標高27mの高台にあります。
縄文時代前~中期の東北地方に中心をもつ円筒土器文化が日本海を北上する際の拠点となった遺跡です。1956・57年と2001~03年に発掘され多くの住居跡や貯蔵穴を転用した墓が確認され、大量の円筒土器、各種石器が出土しました。
出土品は岩内町郷土館で確認することができます。
岩内漁港修築記念碑
北海道岩内郡
ニシン漁で栄えた港町を支えた岩内漁港の修築記念碑です。
【岩内漁港の修築記念の歴史】
1907年、日本で最初の町費による港の建設が始まり、第一期の工事が完了したのが1910年。
ところが、想定外であった港内に流れ込む砂の浚渫(しゅんせつ・海底に体積した砂を除去)工事の発生、借金返済を見込んでいた鰊漁が衰退するなど、難題が次々とおこり、ここまで70年の港の歴史は、決して易しいものではありませんでした。
先人たちの挫けない岩内気質がここにも顕れています。数々の困難をのりこえ、岩内港は小樽に次ぐ西海岸の主要港として発展しました。
旧国鉄 岩内線岩内駅跡
北海道岩内郡
1912年から1985年にかけて、小沢〜岩内間を結んでいた14.9kmの鉄道路線・岩内線。
その終着駅である岩内駅の跡を記す碑です。
ちなみに国富〜岩内間のほとんどの線路区間が道路に転用されたそう。