長崎めぐりコース

岩手県

※本ツアーは終了しました。

長崎めぐりコースのイメージ

冒険スポットをまわってNintendo Switchや冒険グッズを当てよう!

★「長崎めぐりコース」で全49箇所のうち3箇所のスタンプを集めるとトヨタのお店で抽選で当たります!

長崎県内のトヨタ販売店もしくはトヨタレンタリース各店に行ってたまったスタンプ画面を見せると・・・

★販売店では、先着でマグカップがもらえます!

★抽選で20名様にNintendo Switchや冒険グッズが当たります!

★トヨタレンタリース長崎ではガソリン代500円分サービス!
 *各店のレンタカーをご利用いただいた方が対象
 *一部商品を除く

※特典の詳細は「コース」画面 から確認できます。

「冒険する長崎プロジェクト」とは

子育て世代にとって、「今度の週末はどこに行こう」というのは大きな悩み。
長崎県には、成長期の子どもの多様性や課題解決能力を育む、 地元ならではの貴重な体験資源が無数にある。 本プロジェクトでは、長崎県全体を「冒険マップ」と見立て、 埋もれていた文化・自然体験を”冒険アクティビティ”として顕在化。 “ワクワクを探しに出かけよう”を合言葉に、 子どもたちの豊かな原体験づくりを、 長崎県全体で連帯し、創造していくプロジェクト。

運転中のスマートフォン使用は法律で禁止されております。交通ルールを守り楽しんで下さい。

冒険県 冒険する長崎プロジェクト
http://boken.nagasaki.jp/

ツアーの参加にはアプリが必要です。アプリをインストールしてツアーコード「95171」で検索してください。
アプリを利用すると、デジタルスタンプラリーやフォトブックなどが楽しめます。事故やケガに備えて100円で最大1億円の保険も加入できます。

パインテールファーム

長崎県雲仙市

パインテールファームのイメージ

雲仙市小浜町のパインテールファームは、山あいの中にある牧場。松尾順介さんとまゆ美さんの夫婦二人で乳牛を育ててきました。豊かな自然の中でのびのびと育った牛から搾った牛乳は、濃厚な味わいが特徴です。
乳牛とふれあえて、さらに新鮮な牛乳から作ったチーズを使ったピザ作り体験ができると聞いて、井手口さん親子がやってきました。
パインテールファーム、実は、オーナーの松尾さんの名前(松=パイン、尾=テール)から取られているんですよ。到着するやいなや、松尾さんご夫婦とスタッフの髙田菜々子さんが井手上さん親子を牛舎へ案内してくれました。
牛舎に入るなりお母さんが思わず「スゴイ!牛がいっぱい!初めて見た!」と叫びます。柑奈ちゃんと若奈ちゃんは、目を丸くしています。よく見ると、2種類の乳牛がいます。茶色の毛はジャージー、白と黒の毛はホルスタインです。

髙田さんが、ホルスタインの子牛がいるところへ連れてきてくれました。
「それでは、子牛にお乳をあげますね」
子牛はバケツの飲み口に口をつけるとゴクゴクと飲みます。その様子を見て、みんな「かわいいね!」と声をあげます。

「次は、牛に餌をあげましょうか?」
牛はおとなしいと聞いていてもやっぱりちょっと怖い!お父さんと若奈ちゃんが、おそるおそる草を圧縮したキューブ型の餌を差し出すと、首を伸ばしペロリと口の中へ。うまくいきました。

さあ、次は乳搾りです。ロケの時刻は午後の2時。
「乳搾りは毎日早朝やるんで、この時間ではお乳は出ないかな・・」と順介さん。でも、せっかくだから、お父さんがチャレンジ!お乳の付け根を親指と人差し指で挟み、それから手と指全体でお乳を包んで搾り出します。
すると、ピューッと白い牛乳が飛び出します。お父さんも思わず「オーッ!」と声をあげます。

搾った量はチョッピリだけど、味が濃厚そうな牛乳がコップの中に溜まっています。普段、乳搾りは機械で行い、手で搾ることはないそうですが、お父さんは貴重な体験ができて本当に嬉しそうです。見守っていたお母さんと子ども達はちょっと尊敬の眼差しです。

「さあ、次はピザ作り体験しましょう」と髙田さん。
牛舎の隣にあった建物はカフェになっていて、パインテールファームの新鮮な牛乳を使ったチーズを作り販売するほか、チーズを使ったピザを食べることができるようになっています。
調理室で、今回作るピザはトマトとプレーンの2種類。
「チーズのおいしさを感じて欲しいから、ウチは余分なトッピングをしないのよ」とまゆ美さん。
「さあ、柑奈ちゃん、若奈ちゃん、好きなだけチーズをのせていいわよ」
若菜ちゃんと柑奈ちゃんは手で掴みきれないぐらいのチーズを生地の上にのせます。お父さんとお母さんが慌てて止めようとすると、まゆ美さんが静止します。
「いいの、いいの、どんどんのせて!」
本当にびっくりするような量のチーズが乗っています。

生地ができたらカフェの中にある石窯で焼きます。石窯は順介さんの手作りとか。
「それじゃあ、お父さんに焼いてもらおうかな?」
お父さん、今日は大活躍だね。
お父さんが石窯の中へ生地を入れます。焼き加減はタイミングを見て順介さんが指示を出します。待つこと約2分、ピザを取り出し皿に乗せると、見ていたみんなから拍手が起きました。
アツアツに焼きあがったピザは本当においしそう!

さあ、いただきましょう。切り分けたピースを持ち上げると、チーズがトローリ!こんなピザ見たことない!
お父さんとお母さんは「おいしい!」を連発!柑奈ちゃんと若奈ちゃんもお代わりをねだります。
「ウチのピザはチーズが食べられないっていう子ども達もどんどん食べられるの」とまゆ美さん。
お腹がいっぱいになったら庭でお散歩。ウサギさんに餌をあげたり、ロバさんや羊さんを見たり、普段できないことばかりに柑奈ちゃんと若奈ちゃんは大喜び。もちろん、お父さん、お母さんも大満足です。

山あいの牧場、パインテールファームは、命の恵みの大切さを、おいしさをギューっといただける、本当にオススメの場所です。

インフォメーション
スポット名 パインテールファーム
TEL     0957-74-5647
住所    〒854-0505 長崎県雲仙市小浜町木場1970
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 あり(30台)
営業時間  10:00〜15:30  オーダーストップ
定休日   月曜日〜金曜日
対象年齢  なし
料金    ●体験料金 1,000円〜(体験内容はご要望に応じます)
      ピザ 900円〜 *テイクアウトあり
      ※チーズも購入できます
アクセス  JR諫早駅から車で約60分
公式サイト http://pinetailfarm.com/

掲載日: 2019/01/16
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

※スタンプを獲得して、スポットツアーの画面(ツアーガイド)を見せると特典としてお楽しみプレゼント(その時々の乳製品)がもらえます。

ほっとふっと105

長崎県雲仙市

ほっとふっと105のイメージ

白い湯けむりが立ちこめて、温泉街!といった風情ある小浜温泉。
泉質は海水泉で、お湯を上がった後もぽかぽかと温かく、昔から湯治場として親しまれている温泉です。古くは「肥前風土記」にも記されているそう!
海岸線に沿って宿泊施設やジャカランダという6月に紫の花をつける木が並んでのんびりとした雰囲気が漂います。

そんな小浜温泉の人気スポットが日本一ながい足湯「ほっとふっと105」!白色がかったオレンジの湯棚を源泉に、なんと長さが105mもあるんです!この日もたくさんのお客様で賑わっていましたよ。
足湯は源泉に近いほうが温度が高く、遠くなるほど温度が下がるため熱いのが苦手!いや温泉は熱くなくちゃ!と自分の好みの温度の場所を探すのもここ「ほっとふっと」の楽しみのひとつ。

お湯に足を浸けていると、ぽかぽかと足元から温まってきました、小浜は海岸沿いにあることから夕日の名所でもあるので、夕方足湯に浸かりながら夕日を楽しむ方も多いとか。
温泉、夕日に波の音・・・リラックスできそう~!

そしてここ「ほっとふっと105」の楽しみは足湯だけじゃないんです!
なんど日本一の高温の源泉を利用した貸し蒸し釜があって、自分で調理して温泉蒸し料理を味わえるんですよ♪足湯と蒸し料理を一度に体験できるスポットって珍しい!

利用方法は簡単!
貸し蒸し釜の目の前にある受付で籠をレンタルして(200円)、事前に用意した食材を空いている釜の中に入れるだけ。
食材の蒸しあがりまで足湯を楽しんでもよし、温泉街を散策してもOK!蒸し釜には食材に応じた蒸しあがりの時間も表示されていてとっても親切です。
春と冬はじゃがいもや、秋はカニがオススメの食材。蒸すと小浜の夕日のように赤くなることから「夕やけガニ」と呼ばれるのだとか。定番の温泉たまごや、初夏に旬を迎えるトウモロコシもおいしそうですね。

蒸し料理のほかにご飯や海鮮も楽しみたいなら、足湯側の体験型飲食店「蒸し釜や」もオススメ。こちらは店舗内で食材を選んで購入すると、店員さんが目の前で蒸してくれますよ!
メニューは蒸し料理のほか海鮮丼や定食もあるので食いしん坊でも安心です笑
また甘いものが欲しくなったら蒸し釜や道向かいの「オレンジジェラート」も。
小浜のフレッシュな牛乳を使い丁寧に作られたジェラートは観光で訪れた方のみならず地元の人にも人気です。
特に、地元素材とコラボしたフレーバーは要チェック!

肌から舌から、全身を使って温泉を楽しめる小浜温泉、足湯「ほっとふっと」。子どもも大人もお腹いっぱい楽しめる!?冒険スポットです。

インフォメーション
スポット名 ほっとふっと105(足湯、貸し蒸し釜)
TEL     0957-74-2672住所長崎県雲仙市小浜町北本町
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 小浜マリンパーク、雲仙市役所小浜支所横に有料駐車場あり
営業時間 4~10月/8:30~19:00(蒸し釜18:30まで)
11~3月/8:30~18:00(蒸し釜17:30まで)
定休日 あり、詳しくは小浜温泉観光協会まで
対象年齢 全年齢
料金     蒸し釜レンタル/200円
アクセス 諫早ICから55分、千々石観光センターから15分
公式サイト http://www.obama.or.jp/

掲載日: 2018/04/18
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

※スタンプを獲得して、スポットツアーの画面(ツアーガイド)を見せると特典として蒸し窯レンタル無料になります。

大崎自然公園

長崎県東彼杵郡

大崎自然公園のイメージ

今回は8人家族の富田さん親子が川棚町にある大崎自然公園大崎キャンプ場へやってきました。
インドア派を自認するお父さんとお母さんですが、子ども達はこの冒険を楽しみにしていたみたい!
あいにくの雨模様を吹き飛ばしそうなくらいはしゃいでいます。
キャンプ場で迎えてくれたのは管理長の荒木和洋さんです。
「今日はたくさん楽しんでくださいね」
最初の冒険は、釣りに決定!
荒木さんに連れられて堤防の方へ向かいます。

堤防の先端に到着。早速、釣りの仕掛けを作ります。
初心者でも大丈夫なように今回はサビキ釣りという釣り方をすることに。
ところがお父さんとお母さんは仕掛けの作り方が良くわかないので、荒木さんにお手伝いいただきます。
糸に針をつけて、垂らします。
「魚が針に食いついたらウキがピクピクってするからね」
お父さんと男の子チーム、お母さんと女の子チームに分かれ、みんな交代で糸を垂らします。

「何が釣れるの?」と子ども達。
「今だったらアジ、キス、コウイカとかですかね」と荒木さん。
「だったら、コウイカが釣りたい!」って、女の子。
うーん、この仕掛けじゃ無理なんだけど。

なかなか魚は食いついてくれません。魚の姿はチラホラ見えてるんだけどなあ…
あれ?餌を餌カゴに入れていなかった!そりゃあ、食いつかないよね!

改めて餌を餌カゴに入れて、ついでに撒き餌をします。
「アッ、魚が集まってきた!」
期待が高まります。
すると、海斗くんの竿にあたりが・・・。
「釣れた!」
空中に魚が飛び上がってきました!

いきなり釣れたので、みんなビックリ!
「こ、こ、この魚は何ですか!」とお母さんも声が上ずります。
「イワシですね」と荒木さんが魚を針から外し海斗くんに渡します。
「うわあ〜!」と初めて生きた魚を手に右往左往する海斗くん。
バケツに移すと弟達が覗き込みます。
すると、今度は女の子チームの竿にあたりが・・・。
「ドンコだね」と荒木さん。
凛ちゃんがカメラに向かってドヤ顔です。でも「ちっちゃい!」と一言!
この後、もう一匹イワシが連れて、計3匹の釣果となりました。
釣りをしているとあっという間に時間が過ぎます。
お腹が減ったね。さあ、お昼の準備をしよう。
子ども達が炊事棟でお母さんと一緒に野菜を切ります。

お父さんが炭に火を起こし、お待ちかねのバーベキュー!
海のそばの開放的なバーベキューは、楽しい!おいしい!
子ども達もお腹いっぱい、いただきます。
バーベキューの後は、海に入ろう!
晴れていたら青い空と海が広がって最高だったろうなあ〜。
インドア派のお父さん、お母さんも、今回の冒険でアウトドアの楽しさを実感したみたい。
今度は、テントを張ってキャンプはどうですか?

インフォメーション
スポット名 大崎自然公園 大崎キャンプ場
TEL     0956-83-3210 (川棚町観光協会)
住所 〒859-3618長崎県東彼杵郡川棚町小串郷
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 あり
営業時間 チェックイン 13:00
チェックアウト 11:00(日帰りの場合18:00)
定休日 なし
対象年齢 全年齢
料金 入場料金 大人 600円(中学生以上)
小人 400円(3歳以上小学生)
アクセス JR川棚駅から車で約15分
公式サイト https://kankou-kawatana.jp/kouen#camp

掲載日: 2020/07/08
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

※スタンプ獲得場所は、大崎オートキャンプ場周辺になります。

くらわん館

長崎県東彼杵郡

くらわん館のイメージ

約400年の伝統を誇る波佐見焼。日用食器として親しまれてきたこの波佐見焼は、近年、新しい感覚を取り入れたブランドも数多く誕生し、注目を集めています。
波佐見町の「陶芸の館」(観光交流センター)は波佐見焼の歴史を知ることができる資料館ですが、その中にある「くらわん館」では、波佐見焼の展示・販売のほか、絵付け、ろくろ、手びねりなどの陶芸体験ができます。
岩永さん親子は、ろくろ体験を選びました。

陶芸体験は陶芸家の卵の修行の場として使用されている工房で行います。指導していただくのは、地元の学校で陶芸学習等も行っているHSOCA(ハソカ)代表取締役の本岡将典さん。「お茶碗、湯呑み茶碗、お皿・・、何を作りますか?」との本岡さんの質問に、岩永さん親子は、みんな団結心が強い!全員が「お茶碗を作りたい!」となりました。

本岡さんが、一通り手本を見せた後、お母さんと悠佐くんから挑戦。土を練って土台を置くところまではやってもらえるので初心者でも安心です。

まずはろくろの使い方を習います。ろくろは電動式でペダルを踏む力で回転台の速さを調整します。すごいスピードで回転する土の塊にこわごわ両手を伸ばす悠佐くん。アレッ?土がスベスベ。とっても気持ちがいい!

さあ、親指で真ん中に穴を開け、広げます。

「お茶碗は焼くと小さくなるので、そこを考えて一回り大きく作ってください」と本岡さんがアドバイス。
外側に親指を、中に4本の指を入れ、少しずつ中を広げます。さらに両手を使って成形します。本岡さんの話によると途中で崩れたり、うまく形が作れなかったりすることもあるようですが、悠佐くんはしっかりと成形ができています。お母さんは、悠佐くんに話しかけることも忘れて、夢中で作業を続けます。
自分が思う形ができたら口があたる縁の部分に布をあて滑らかにします。悠佐くんは自信がなかったので本岡さんにお願い。お母さんは自分で頑張りました。糸で底を切って、「できたよ!」。悠佐くんはホッとしたようにお茶碗を差し出します。

おばあちゃんと大征くんの番です。大征くんも初めてのろくろ体験に嬉しそう。とにかく手にあたる土の感触が気持ちいいんです。左利きの大征くんはとまどうこともあるけれど、優しい本岡さんのアシストで切り抜け、無事完成。おばあちゃんも立派なお茶碗を作りました。

へらを使って名前などを彫り込みます。これでオリジナル感がグンとUPしますね。それからどんな色にするかを決定。工房での作業はこれで終了です。あとは本岡さんに託します。

さらに施釉(せゆう)(釉薬(ゆうやく)をかける)、焼成(仕上げ)の工程を経てできあがります。できあがりまでに約2ヶ月間。岩永家に届いたお茶碗は、びっくりするほど素敵なできばえ!まさに碗(ワン)ダフルでした!

初心者でも十分に楽しめて、しかも、毎日使えるオリジナル作品ができる陶芸体験は、親子の冒険にピッタリですね。

インフォメーション
スポット名 くらわん館
TEL 0956-26-7162
住所 〒859-3711 長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2255-2
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 あり
営業時間 9:00~17:00
定休日 年末年始(12/31〜1/2)
対象年齢 小学校高学年より
料金 ろくろ体験
*要予約
1名 3,800円(税別)
2名 1名につき3,500円(税別)
*絵付け体験、手びねり体験などもあります。
アクセス 川棚駅から車で約10分・三河内駅から車で約20分
公式サイト くらわん館/ http://kurawankashop.sakura.ne.jp/shop_info.html
HSOCA/ https://hsoca.crayonsite.com/

掲載日: 2018/10/10
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

道の駅 彼杵の荘

長崎県東彼杵郡東彼杵町

道の駅 彼杵の荘のイメージ

人気の道の駅「彼杵の荘」では「そのぎ茶」を初め東彼杵町の特産品を販売しています。そのぎ茶ソフトクリームは人気がありますよ。また、食事処もあります。ここでは鯨料理がおすすめです。かつて鯨の町として栄えた東彼杵町ですが、近年になって鯨の取引量は激減。現在、彼杵港に陸揚げされた鯨は、毎月1回の入札会で取引されています。

「そのぎ茶」は東彼杵町の名産の一つです。標高150~350メートルの小高い丘陵や山の斜面に作られた茶畑は、東彼杵町ならではの風景です。こうした茶畑は長崎県内のすべての茶畑の面積の55パーセントを占め、茶の生産量は県内産のお茶の60パーセントを占めています。
そのぎ茶はこの地方で長い間伝えられてきた玉緑茶のことで、蒸して仕上げるため蒸し製玉緑茶と呼ばれています。製茶したお茶の形状は一般的な煎茶の形状とは異なり、丸っこい形をしています。そしてあまり渋くなくまろやかな甘みがあります。日本全国で生産される緑茶に占めるそのぎ茶の割合はわずか3パーセント。その分、大変希少なお茶として知られています。
そのぎ茶の日本全国における評価は高く、2020年に開かれた第74回全国茶品評会では、安田光秀さんが最高の賞である農林水産大臣賞の「蒸し製玉緑茶部門」で受賞し、2019年には同じく「蒸し製玉緑茶部門」で東彼杵町が産地賞を受賞しました。

画像:©長崎県観光連盟

掲載日: 2020/12/14
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

大又農園

長崎県大村市

大又農園のイメージ

大村市東野岳町の大又農園は、ぶどう、栗、梨、ブルーベリーなどのフルーツ狩りが体験できる農園。さらに春は菜の花、秋はコスモスと四季を通して楽しめます。
今回は、「こんな体験ができる農園があるなんて知りませんでした!」と驚いていた長崎市の山田さん親子がぶどう狩りに挑戦です。
農園の入り口で迎えてくれたのは大又耕治さん。
取材に伺ったのは、9月末。「もうそろそろぶどう狩りのシーズンも終わりになります。いっぱい穫ってくださいね」
と言う大又さんに連れられてぶどう狩りができる畑へと向かいます。
畑には一面、袋をかぶったぶどうがいっぱいなっています。品種は巨峰だそうです。
「いいですか、袋に透明な窓があります。必ず開けて実ができるだけ黒いものを選んでください。赤や青いものはまだおいしくないですよ。そして、ぶどうは優しく扱ってね」

山田さん親子がそれぞれぶどうを探します。
「これはどう?」
「まだ赤いんじゃない?」
初めてのぶどう狩りとあって、判断するのにちょっと戸惑い気味ですが、光男くんがよさそうなぶどうを発見!
ぶどうの袋の下に片手をあててハサミで茎の部分を、チョキン!
するとぶどうの重みが片手に一気にかかります。
「重い!」
あまりの重さに光男くんもビックリ!
正明くんは、手が届かないのでお父さんに体を抱えてもらってぶどうをゲット!

ぶどうの見分け方もわかってきたのでお父さん、お母さんも加わってぶどう狩りです。
たちまちカゴいっぱいのぶどうが穫れました。
でも袋に入っているので本当に大丈夫かな?
みんなで袋を開けると、黒くツヤツヤしたぶどうの実がいっぱいついています。
「きれいだね!」
みんなが喜んでいると
「せっかく穫ったんだから食べてみてください」と大又さんがすすめてくれます。
それでは、特別に畑の中でいただきます!
「甘い!」
「おいしい!」
子どもたちは何個も口の中に放り込みます。

大又農園では、自家製フルーツを使ったお菓子を満喫できるようカフェ・レストランの「野の実」を併設しています。
山田さん親子が収穫したばかりの巨峰に加え、マスカットなど別のぶどうも使って、今回は特別にぶどうのタルトを作ることに。
もちろん、お店の人が指導してくれるので心配いりません。
「それじゃ、絞り袋に入っているカスタードクリームを絞りますよ」
まず光男くんが、お店の人に要領を聞きながら絞ります。
「上手!上手!」と褒められました。
全体的に絞ったら、クリームをきれいにならします。
クリームをならす作業はお母さんもお手伝いです。

「さあ、ぶどうを並べていきましょう。好きなように並べていいよ」
といわれても・・大丈夫かな?
光男くんと正明くんが慎重にクリームの上に交互に並べていきます。
ときどきお父さん、お母さんも手伝いながらクリームが見えなくなるくらい並べました。
「はい、じゃあ、並べたぶどうがおちないように固めるのとツヤ出しのためにあたためたゼラチンを塗りますよ」
正明くんがハケを使ってゼラチンをぶどうに塗っていきます。するとキラキラと輝き出し、まるで宝石のようです。
できあがったタルトは宝石箱みたい!
食べるのがもったいないくらいな出来栄えです。でもやっぱり食べよう!
作ったばかりのタルトの味は、文句なしのおいしさです。

※通常は、農園のスタッフが作ったぶどうのタルトを販売しています。(期間限定)

穫って、作って、食べて、親子で楽しんだ大又農園のぶどう狩り体験でした。

インフォメーション
スポット名    大又農園
TEL        0957-55-4588
住所 〒856-0002 長崎県大村市東野岳町1054
駐車場情報あり 40台(無料)
営業時間 10:00〜18:00
定休日 –
対象年齢 3歳以上
料金 ぶどう1kg 1,200円〜
アクセス JR松原駅から車で約10分
公式サイト https://ja-jp.facebook.com/nonomi.oomatanouen/

掲載日: 2020/12/14
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

※スタンプを獲得して、スポットツアーの画面(ツアーガイド)を見せると特典としてクッキーをご家族各1枚ずつプレゼントします。

シュシュ

長崎県大村市

シュシュのイメージ

年間50万人を超える人が訪れる観光交流施設、おおむら夢ファーム シュシュ。地域の新鮮な農産品の直売だけではなく、パンやアイス、ケーキなども作り、販売しています。また、季節のフルーツ狩りが楽しめるぶどう園やイチゴハウスも設置され、収穫した新鮮なフルーツを使ったスイーツ作りも体験できるなど、農と食と観光をミックスした素敵な場所なんです。

今回は、イチゴ狩りとそのイチゴを使ったスイーツ作りを田中さんファミリーが体験します。案内人は笑顔が素敵な企画・体験教室担当の原 英花さん。早速、集合地点のログハウスからイチゴハウスへ向かいます。

イチゴハウスに入ると赤くておいしそうなイチゴがたくさんなっています。イチゴの品種は「ゆめのか」。イチゴ狩りができるのは1月からゴールデンウィーク前だそうです。
イチゴ狩りのときは、人の高さに合わせて栽培棚の高さを調整してもらえるので、小さい子どもでもラクに収穫できます。
「ハイ、それでは、イチゴ狩りの方法を教えます。イチゴを片手で優しくつまんで、ハサミを使って根元のところをパチッと切ります。いいかな?」
ハサミとイチゴを入れる箱とカゴを渡された胡桃ちゃんと胡南ちゃんは、イチゴを探します。
「イチゴは赤いのだけよ。青いのはまだ大きくなるんだからね」
了解!とばかりに、目をつけたイチゴをハサミでパチッ!
「穫れたあ〜」と胡桃ちゃんは嬉しそうに声をあげます。

妹の胡南ちゃんも負けじとどんどんイチゴを穫っていきます。箱の中は、アッという間に赤いイチゴでいっぱいになりました。
お父さんとお母さんは、イチゴ狩りは姉妹にまかせて、1歳の双子につきっきり。原さんに特別にお願いしてイチゴの試食をさせてもらいました。イチゴにかぶりつく胡太郎くんと胡太郎くん!おいしそうだね。

さて、新鮮なイチゴをゲットしただけではおもしろくない!
「さあ、イチゴ大福を作るよ」と原さんが微笑みます。

最初に待ち合わせたログハウスの中に体験教室があります。イチゴ大福を作るためにまず、胡桃ちゃんと胡南ちゃんがさっき穫ったばかりのイチゴを3個選び、ヘタを取ります。それから、原さんに事前に用意してもらった餡(あん)でイチゴを包みます。
「イチゴの先っぽが残るようにね。餡(あん)がベタベタならないうちに素早く包んでね」
アレッ?原さんのお手本と比べるとチョッとイチゴがはみ出ているような・・。まあ、いいか。次はボウルの中で生餅粉を水で溶かしかき混ぜ、トロトロになったら鍋に入れて、火にかけます。最初は強火、半透明になったら弱火に。木べらでかき混ぜていて、くっつく感じになったらOK!餅ができました。

できあがった餅を手のひらで平たくし、イチゴを包んだ餡(あん)をさらに包んでいきます。うまく包めたらイチゴ大福の完成です。まるでお店で売っているイチゴ大福みたいだね。
さらに、イチゴを使ったシュークリームも作ってスイーツ作り体験は終了。あとは食べるだけです。新鮮なイチゴ、イチゴ大福、シュークリーム、それぞれ口に入れたみんなは「おいしい!」を連発です。

イチゴ以外に夏はぶどうを使ったスイーツ作りが楽しめる他、この体験教室ではウィンナー作りやパン作りもできるんだって。
甘〜い思い出をゲットした田中さん親子。次はどんな冒険ができるかな?

インフォメーション
スポット名 おおむら夢ファーム シュシュ(有限会社 シュシュ)
TEL 0957-55-5288
住所 〒850-0005 大村市弥勒寺町486
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 あり
第1〜第3駐車場(無料)
営業時間 10:00〜18:00
定休日 第3水曜日(ただし、3・4・5・8・9・12月は休みなしで営業)
対象年齢 全年齢料金
      ●イチゴを使ったスイーツ作り体験
  1名 1,200円 (大福4個・シュークリーム1個)
●イチゴハウス
入園料1名 200円
  200円/100gの量り売り
アクセス JR松原駅から車で約5分、竹松駅から車で約10分
公式サイト http://www.store-chouchou.jp

掲載日: 2019/02/06
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

遠江屋本舗

長崎県雲仙市

遠江屋本舗のイメージ

全国的に有名な雲仙温泉。雲仙商店街の入口にある遠江屋(とおとうみや)本舗は、名物である湯せんぺいの老舗として知られています。湯せんぺいは大量生産するために一度に5枚から9枚焼くのが主流ですが、遠江屋本舗では、120年と言われる伝統の手焼きの様子を店先で見ることができます。1枚、1枚、丁寧に焼き上げる手焼きは大量生産方式のものとは一味違うおいしさだとか。
湯せんぺいの手焼き体験は、春と秋の限定体験。指導していただくのは、五代目の加藤隆太さんです。

作業場に入った堤さん親子に、加藤さんが手焼きしたせんぺいをすすめます。
「どう?舌先でとろける感じがして、おいしいでしょう?それでは、手焼きの説明をしますね」
加藤さんが作業の流れをひととおり説明した後、彩妃ちゃんから体験します。まず、火にかかった金型を持ち上げ、蓋を開け、焼けた湯せんぺいを剥がします。そして、ここからが本当のスタートです

まず、金型の生地を入れる部分を布できれいに拭きます。それから、生地を流し込みます。生地の中には、小麦粉、卵などの他に温泉水が入ってるんだそうです。蓋をして下を向けると余分な生地が飛び出し、同時に金型の余熱でジューッと音がし、煙が立ち上ります。

「しっかり持って!」
金型は約3kgもの重さがあります。加藤さんが手伝いながら金型を火にかけます。昔は炭火、今はガスの火で焼きます。火にかかっている金型は9丁。加藤さんの合図でひっくり返したりしながら金型を適宜、移動します。
「ヨシ、上げようか」
金型を火から上げ、蓋を開けて、湯せんぺいを剥がします。香ばしい匂いが立ち込めます。

彩妃ちゃんの作る様子を見ていた理帆ちゃんが、「作りたい!」とせがみます。手焼き体験は小学校5年生からだけど・・・。加藤さんが、今回は特別に体験させてくれました。理帆ちゃんは大喜びで、手焼きを体験。お母さんも体験することができました。
手焼きは手間がかかり、1日に300枚作るのがやっと。それでも雲仙温泉街の貴重な財産として後世につなげたいとおっしゃる加藤さんに頭が下がります。この手焼きは焼いている作業場の目の前で1枚80円で買うことができます。

お店でいただいた焼きたて(耳付き)の湯せんぺいは、やわらかくておいしい!雲仙温泉は何度も来たことがあるけれど、こんな体験ができるなんて知らなかったね。加藤さんありがとうございました!

インフォメーション
スポット名 遠江屋本舗
TEL 0957-73-2155
住所 〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙317
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 あり(1台)
営業時間 8:30〜22:00
定休日 不定休
対象年齢 小学校5年生〜
料金 ●湯せんぺい 手焼き体験1名 1,000円(要予約)
*期間限定 春3・4・5月、秋9月・10月・11月のみ
アクセス JR諫早駅から車で約1時間
公式サイト https://www.unzen-yusenpei.com/

掲載日: 2018/11/21
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください

うつわ歴史館

長崎県佐世保市

うつわ歴史館 のイメージ

「うつわ歴史館」は佐世保の器の歴史を展示している博物館です。古いものでは佐世保市瀬戸越の泉福寺洞窟で発見された約12000年前に作られたと考えられている「豆粒文土器」のレプリカも展示され、太古の時代から現代の三川内焼に至るまでの佐世保の器の歴史を辿ることができます。また展示資料では、縄文時代から、平戸藩の御用窯として栄えた時代、そして江戸時代に陶器から磁器へと変わっていった様子などを理解することができます。館内では三川内焼の制作工程のビデオも上映しているので、磁器がどのように作られるのかを見ることができます。

画像:©長崎県観光連盟

掲載日: 2019/04/18
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

草加家

長崎県佐世保市

草加家のイメージ

佐世保市重尾町にある「草加家」は、その名の通り、草加せんべいを始め長崎特産のかんころ餅を生産、販売をしています。
通常、かんころ餅は機械生産ですが、今回、山下さん親子が体験するのは手作りのかんころ餅。ということで、製造チーフの峯順子さんに連れられて工場の中へ向かいます。
「それじゃ、かんころ餅の材料から勉強しようか?」
峯さんが袋から取り出したのは、カラカラに乾燥したさつまいもです。
「これが、かんころ餅の材料となるかんころ(干し芋)です。五島や小値賀の島で作るのよ」

「じゃあ、噛んでごらん」
みんな口の中に入れて、噛んでみると・・。
「カタッ!」
「硬いよね〜。でもずっと噛んでいると甘い味がするよ」
響叶くんはよっぽど気に入ったのか、何枚も続けて食べています。
峯さんが写真を使いながら、どうやってこんな風になるかを説明します。
「おばあさんが畑から掘ったさつまいもを作業場でスライスして、おじいさんが大きな釜で茹でます。そして、太陽の光と冬の冷たい風で乾燥させます。これが重要!こうしてできたのが、五島地方の方言で“かんころ”なのよ」
ヘエ〜、そうなんだ。大変な時間と労力がかかるんだね。

かんころはそのままでは、かんころ餅に使えません。
「小さなゴミがついていないか、確認してね」
大夢くんと響叶くんが手にとってゴミを確認します。草加家では、毎回10袋以上ものかんころを人の目で全部チェックするんだって。大変だあ〜。
続いてよく水洗いしてから水に浸しておきます。水に浸す時間も柔らかくなりすぎないよう注意します。それから餅米と混ぜて、約20分蒸し器にかけます。

蒸しあがったら峯さんが外の広場に蒸し器を移動させます。蒸し器から石臼の中へ中身を移し、杵を使いながらいもと餅米、さらにきび砂糖をなじませます。ここから山下さん親子の出番。みんなで力を合わせて搗(つ)きます。
「おいしくなあれっていいながら搗くと、おいしくなるからね!」
峯さんに励まされて搗きますが、なかなかOKがでません。
「つぶつぶがなくなるまで、頑張って!」

峯さんのOKが出た頃には、やわらかくて滑らかなかんころ餅の塊ができました。
テーブルの上に置いて、さあ、丸めよう!としたら、峯さんが「丸める前に、食べてみようか?作りたてのかんころ餅はなかなか食べられないからね」とすすめます。
響叶くんが思いっきり大きなかんころ餅にかぶりつきます。
「おいしい!」
大夢くんとお父さんもできたてのかんころ餅をいただきます。
「やわらかくておいしい!」「つぶが少しあるのがいいね!」
ひとしきりいただいた後は、自分好みの形に丸めていきます。
お店で見るかんころ餅のような細長い形、手のひらサイズの形、ハート形・・
夢中で作っています。
初めてのかんころ餅づくりは、親子の楽しい思い出になりました。
草加家では、毎月第3土曜日に市場が開かれ、かんころ餅つきが体験でき大好評だとか。
皆さんもぜひ参加してみて下さい。

インフォメーション
スポット名 有限会社 草加家
TEL 0956-38-3808
住所 〒859-3224長崎県佐世保市重尾町210
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 あり
6台(無料)
営業時間 9:00〜18:00
定休日 第2・第4日曜日
対象年齢 全年齢
料金 毎月第3土曜日に開催する「野菜びいき市場」(10:00〜12:30)で、かんころ餅つきが体験できます。(無料)アクセス JR早岐駅から車で約5分
公式サイト http://soukaya.co.jp

掲載日: 2019/02/27
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

※スタンプを獲得して、スポットツアーの画面(ツアーガイド)を見せると、特典として1000円以上お買い上げでオススメのお菓子をプレゼントします。

たびら昆虫自然園

長崎県平戸市

たびら昆虫自然園のイメージ

たびら昆虫自然園は、昆虫写真家として有名な栗林慧さん(地元田平町の出身)の提唱で、約30年に前に誕生した施設です。コンセプトは、昔の日本の風景にあった畑や川、池、林などの里山の環境を残し、そこに集まる昆虫などの生きものを自然のままに観察するというもの。普通に歩いていては虫の生態に気づけないことから、解説員が解説しながら、いっしょに歩くのが基本となっています。
今回は、管理作業員の白石基騎(もとき)さんが担当。早速、見せてくれたのが、カブトムシの幼虫です。子どもたちもいきなりの遭遇にびっくり。これは、これから何だか楽しいことが起こりそうな予感がします。

「これは、カマキリの卵。5月は、子どもたちがたくさん生まれる時期なんだよ」と白石さん。園内の観察ゾーンに沿って歩いて、昆虫を探します。「ホラ、いた!バッタだ!」。白石さんが見つけたバッタを結翔くんの手に乗せます。結翔くんは、初めての体験に大興奮です。
観察ゾーンは、一見すると手入れされていないように見えるけど、虫たちが過ごしやすく、また、観察しやすいように白石さんがほぼ毎日、草を刈ったり、環境の整備をしているんだそうです。敷地は約4haあるそうですから、大変ですね。

園内には、食べられる植物もあります。桑の実もその一つ。「食べられるの?」子どもたちが興味津々で、パクリ。
「オイシイ!」、意外な感想が帰ってきました。アレ、いつの間にか、口の周りが黒くなっているよ。甘酸っぱくて美味しいけど、食べ過ぎは注意しないとね。

池・水辺のゾーンでは、水草が植えてあり、水面と水中の昆虫が観察できます。子どもたちが注目したのが、トンボの幼虫、ヤゴ。大きさや形が全く違うのに驚いていました。

観察ゾーンを回るうちに、子どもたちは自分たちで昆虫を見つけたり、植物の様子について質問することが増えるようになりました。自分の目で見て、手で触れるということは、本当に刺激的なことなんですね。
わずか1時間半程度の体験でしたが、子どもたちにとって、とても貴重な時間になったようです。
たびら昆虫自然園では、昆虫ゾーンで観察するための学習の場として、昆虫館もあり、中には見逃せない世界中のカブトムシやクワガタの標本などもあります。
ぜひ、訪ねてみてください。

インフォメーション
スポット名 たびら昆虫自然園
TEL 0950-57-3348
住所 〒859-4823 長崎県平戸市田平町荻田免1628-4
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 あり(無料/約70台)
営業時間 9:00〜17:00
定休日 月曜日・及び12月29日〜1月3日
(夏休み期間中は除く。月曜日が祝祭日の場合はその翌日)
対象年齢 全年齢料金大人 410円
小・中学生 300円
幼児(4歳以上) 150円
アクセス 佐世保駅から車で約50分
公式サイト http://www.hira-shin.jp/

掲載日: 2018/06/27
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

平戸城

長崎県平戸市

平戸城のイメージ

長崎県の西の端に位置する「平戸市」は、古くから海を通じた交易が盛んな場所で、出島が出来る前、日本最初の西洋貿易港として栄えました。
平戸市の北部にはシンボルである平戸城とその城下町の面影が今でも残っています。平戸城の敷地は現在では亀岡公園として「平戸くんち」などのイベントも行われます。城下町としての平戸がどんなところだったのか、いくつかのスポットを訪ね、その歴史を辿ってみましょう。

平戸大橋を渡って少し北に行くと平戸城が見えてきます。小高い丘の上に立てられたこのお城は、別名「亀岡城」とも呼ばれ、元々は1225年頃に松浦(まつら)氏によって築かれましたが、その後火事で焼失したため、江戸時代の1704年に当時の平戸の5代藩主松浦棟(たかし)によって再築が始まり、1718年に完成しました。ところが明治になると一部の建物を残して解体。現在の建物は1962年に平戸市により復元されたものです。城の中は資料館になっていて、昔使われた鎧や刀、食器などが陳列されています。また、1600年代に外国人によって描かれた平戸城の絵が残っていますが、それを見ると立派なお城であったことがうかがわれます。

平戸城の天守閣からは平戸港、平戸の市街地、そして天気の良い日には遠くに平戸大橋が見えます。平戸城は高台に建てられていて、天守閣に着くまではいくつもの坂道や階段を登らなければいけませんが、天守閣からこうした絶景を見るときっと疲れもふっとんでしまうことでしょう!ぜひ頑張って登って展望してください。

平戸城は三方を海に囲まれているので、海がお堀の役を果たしてくれています。そして、高台の崖に沿って城壁が作られています。城の建物はほとんどが復元されたものですが、昔のもので残っている物もあります。その一つが1704年の再築城の時に取付けられたくぐり戸「北虎口門扉」。これは城の北側の守りとして大事な役目を果たしました。その他、敷地内では狸櫓(たぬきやぐら)や見奏櫓(けんそうやぐら)、二ノ大手櫓(にのおおてやぐら)の跡などを見学することができます。

平戸城のある亀岡公園の西側は城下町になっています。この城下町と亀岡公園をつないでいる橋の一つが重要文化財に指定されている幸橋(さいわいばし)です。この橋が造られたのは1669年でしたが、それまでは船で行き来していました。最初の橋は木橋。1702年に石橋に変えられました。幸橋は別名「オランダ橋」とも呼ばれています。それはオランダの技法を習得した石工によって造られた橋だからです。美しいアーチが特徴です。
城下町では平戸ならではの風景を見ることができます。メインストリートから小道に入り、石畳の階段を歩いて行くと見えてくるのが光明寺や瑞雲禅寺(ずいうんじ)、そして平戸ザビエル記念教会です。寺院と教会が一緒になった風景は平戸の貴重な歴史遺産だと言えます。
平戸市街地の南部には「西の高野山」と言われる真言宗のお寺「最教寺(さいきょうじ)」があります。朱色の三重塔が美しく、国指定の重要文化財や貴重な美術品を展示しています。

平戸城がある敷地「亀岡公園」には亀岡神社と護国神社があります。亀岡神社は1880年に現在の場所に移築し、落成したものです。松浦藩主が祀(まつ)られています。春には桜が満開になり、10月には「平戸くんち」が行われます。
護国神社は日本全国各地にありますが、平戸城の隣にも護国神社があります。亀山神社からは歩いて3分。名前の書かれた石碑が立ち、古めかしい神社の建物が見えます。

平戸はキリシタンやオランダとの交易で有名なところですが、平戸城やその城下町、そして神社など日本特有の文化も色濃く残っている所ですね。西洋の文化の影響を受けながら発展した城下町平戸には他では見られない風景も見ることができます。ぜひ訪ねて、そのユニークな歴史の跡を辿ってみてください。

インフォメーション
スポット名 平戸城
TEL 0950-22-2201
住所 〒859-5121 長崎県平戸市岩の上町1458
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 乗用車50台収容のレストハウス駐車場無料
営業時間 8:30〜17:30
定休日 12月30日・31日
(薫蒸作業等による休館もあります)
※2019年1月から2021年3月まで改修工事のため閉鎖されている施設もあります。
対象年齢 全年齢
料金 大人  510円
高校生 300円
小中学生 200円
アクセス 平戸大橋から車で約5分
公式サイト https://www.hira-shin.jp/hirado-castle/index.html

画像:©平戸市文化観光商工部

掲載日: 2019/04/12
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

オランダ商館

長崎県平戸市

オランダ商館のイメージ

長崎県平戸市北部の海岸端にある「オランダ商館」は、江戸時代に日本と交易を始めたオランダの東インド会社が設置した商館です。現在建っている商館は復元されたものですが、館内には当時の様子を伝える資料が展示されています。また商館の周辺には「オランダ埠頭」「オランダ井戸」「オランダ塀」などの遺構が残っていて、その当時のオランダ商人の生活や活動の様子が窺われます。

オランダ商館は1600年代に作られました。徳川家康が天下を統一して江戸幕府を開いてから間もない1609年に海外交易が許されたので建設されたものです。海外交易の商館としては長崎市の出島が有名ですが、平戸のこの商館は出島よりも前に作られた日本で初めての外国人のための貿易拠点でした。
建設後約30年使われていましたが、海外交易が出島だけに限られるようになると、平戸のオランダ商館は解体されてしまいました。
その後長い間放置されていましたが、2000年が日蘭通商400周年であったことから、これをきっかけに商館の復元計画が考案されました。復興計画は、1639年に建設された日本で初めての洋風建築倉庫をモデルとして復活させるというもので、復元された建物は2011年に完成し一般にオープンしました。

オランダ商館の内部も1639年当時の建築様式にならって復元されたものです。まず樹齢700年になる木から切り出した約50センチメートル四方の太い柱が1階に11本、2階に10本建てられ屋根と天井を支え、天井には何本もの梁が組み込まれています。外観は洋風でありながら、内部には日本の建築様式が使われていることがわかります。
展示コーナーは時代別に分けられていて、各時代の資料や関係者の肖像画、またオランダ船の絵、そして当時置かれていた大砲などが展示されています。

もう一つ見逃せないのが、徳川家康が1609年に発給した朱印状(渡航許可証)です。これはオランダ使節に対して発行されたもので、どこの港に寄港して良いかということが書かれています。

オランダ商館から約100メートル離れた所には、「オランダ埠頭」があります。昔ここにオランダの商船が停泊し、海外から運んで来た物を降ろしたり日本の物を積み込んだりしました。今でも石畳の足場と石垣の階段が残っていてその頃の様子を偲ぶことができます。
その他商館の基礎となった石垣の跡も残っています。元の商館では切り出した砂岩が21,000個使われていたため、復元された建物も、元の建物に忠実にということで、同じように21,000個の石を使っています。

オランダ埠頭と道路を隔てて反対側にあるのが「オランダ井戸」です。小さな遺構ですが、「オランダ井戸」と書かれた札が石垣の塀にかかっているのですぐわかります。茶色のシンプルな門をくぐると大小2つの井戸があるのがわかります。この2つは下の方でつながっています。大きい井戸はそこから直接水を汲むためのもので、小さい方はオランダ商館につながっていて、その中の水は料理用に使われたと言われています。現在、このエリアは手入れがされ、井戸のカバーもオレンジ色の新しい木材で作られていますが、整備される前は古い木材のカバーが乗っていました。

さて、最後の見学スポットは「オランダ塀」です。オランダ井戸から20メートルほどさらに西に進んだ所にあります。長崎市にある「オランダ坂」と似ていますが、オランダ塀は高さが2メートルあり、どちらかというと城壁に近いイメージがあります。実際、坂道の上に30メートルに渡って作られたこの塀は、オランダ商館のほか、当時このエリアにあった倉庫、火薬庫、病室等を日本人の目から隠すための垣根として作られたと言われています。

日本で最初に作られた外国人商人のための交易拠点「平戸のオランダ商館」の様子をお伝えしました。この建物の周辺には、その他、埠頭や井戸、そして塀など、鎖国される前の日本の国際交易の歴史を体感できるものが残っています。ぜひ訪ねて見学してみてください。

インフォメーション
スポット名 オランダ商館
TEL    0950-26-0636
住所 〒859-5102長崎県平戸市大久保町2477番地
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 なし
※近くの「平戸港交流広場駐車場」を利用可
営業時間 8:30〜17:30
定休日 6月 第3 火・水・木曜日
対象年齢 全年齢料金
大人  300円
子ども 200円
アクセス MRたびら平戸口駅から車で約10分
公式サイト http://hirado-shoukan.jp/

画像:©長崎県観光連盟

掲載日: 2019/06/25
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

松浦史料博物館

長崎県平戸市

松浦史料博物館のイメージ

平戸市北部にある「松浦(まつら)史料博物館」は平戸の藩主松浦(まつら)氏が残したいろいろな資料を展示している博物館です。平戸は昔、海外交易の拠点にもなっていたところです。そのため、他の所ではみられないユニークな特徴が見られます。ではさっそく、松浦史料博物館を訪ねてみましょう。

松浦史料博物館は平戸の藩主松浦氏が1893年に私邸として建てた「鶴ヶ峯邸」を1955年に改築して開館されたものです。長崎県で一番歴史の長い博物館と言われています。平戸市鏡川町の高台にあり、周囲を石垣で囲まれているので遠くから見るとお城のように見えます。建物に行きつくまでには長い階段があり、それを登りつめると博物館の建物が見えてきます。

松浦史料博物館の敷地内には千歳閣、九皐斎・玄関の3つの建物があります。千歳閣はその中でも一番大きく立派な建物で、お客さんが来た時に迎え入れるのに使われました。博物館はこの3つの建物の中を少し改造して整えたものですが、建物の外観は昔の状態を保っています。展示室内は天井も高く広々としています。天井にはシャンデリアを思わせるような吊り下げ照明が取り付けられていて、室内全体にどこか西洋的な雰囲気が漂います。

では、平戸藩主の松浦氏とはどんな一族だったのでしょう。
松浦氏は江戸時代に平戸藩を治めていた一族ですが、歴史をたどると平安時代にまでさかのぼります。それほど長い間武将としての地位を守った一族でした。江戸時代の平戸藩というのは、今の平戸市だけでなく、佐世保市、壱岐市、五島列島など広い範囲を含んでいました。平戸藩は海外との交易を通して経済が豊かだったところです。そしてこのことが、松浦氏が長い間栄えた一つの理由と考えられています。
館内にはそんな歴史を示すものとして関係のあったオランダ人の肖像画などが展示されています。また、オランダ船首像はこの博物館で所蔵されていますが、普通は平戸オランダ商館に展示されています。その他、館内には26代藩主「松浦 鎮信(まつら しげのぶ)」など藩主や主要人物の肖像が展示されています。博物館から南西に15分ほど歩いた所にある正宗寺には、江戸後期に28代藩主を務めた松浦隆信(宗陽)のお墓も残されています。

博物館の中にはその他にも数多くの物が展示されています。そのうちから3つ選んで紹介しましょう。
1つ目は「松浦家家紋入古旗」。昔はそれぞれの藩主は特有の旗を作って立てていました。今で言う会社の「ロゴ」と同じですね。松浦氏の旗には三星(みつぼし)と梶葉(かじのは)が描かれていますが、その間に2本の線が引かれています。この線は「二引両(ふたつびきりょう)」と呼ばれています。
2つ目の展示物は、「紺糸威肩白赤胴丸」。これは、室町時代に作られた鎧(よろい)と兜(かぶと)のことで、先ほど紹介した26代松浦鎮信が大友義鎮から受け渡されたものです。
3つ目の展示物は「地球儀」です。1700年にオランダのアムステルダムで作られたもので出島から輸入され松浦氏のところに届いたものです。この地球儀はかなり大きく、航海のために作られたため「ポルトラーノ」という線がたくさん引かれています。
館内にはこのほかにもまだまだ展示物がたくさんありますから時間を十分とって見学してください。

松浦史料博物館の敷地内には、博物館から50メートルほど離れた所に「閑雲亭(かんうんてい)」という茶室があります。元々は1893年に作られたものですが、1987年に台風で倒壊したため再築されました。茶室のデザインは、茶道を始めた千利休のコンセプトに基づいた庶民的で質素なものです。自然の材料を使って作られているので、その造りは「草庵茶室」と呼ばれています。この茶室では、今でもお茶とお菓子がいただけます。博物館の見学が終わったら、ここで一休みしましょう。

平安時代の昔から平戸地方を治めていた松浦氏。松浦史料博物館には、その一族が残した貴重な品々が数多く展示されています。その展示物を見ると平戸地方がどんな時代を通って来たのかがよくわかりますね。また、ひっそりと佇む茶室閑雲亭ではゆったりとした時間が過ごすことができます。ぜひ出かけて平戸と松浦氏の歴史を辿ってみてください。

インフォメーション
スポット名 松浦史料博物館
TEL 0950-22-2236
住所 〒859-5152 長崎県平戸市鏡川町12番地
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 あり
営業時間 8:30~17:30
定休日 年末年始のみ(12月29日~1月1日)
対象年齢 全年齢料金
大人   510円
高校生  300円
小・中学生200円
(菓子付き茶室呈茶料:大人500円、高校生以下400円)
※毎月第3日曜日は、平戸市民無料の日。(平戸市民とわかる証明書を提示)
アクセス 平戸口駅から車で約10分
公式サイト http://www.matsura.or.jp/

画像:©長崎県観光連盟

掲載日: 2019/06/10
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

九十九島海きらら

長崎県佐世保市

九十九島海きららのイメージ

JR佐世保駅から車で10分、佐世保市にある西海国立公園 九十九島水族館「海きらら」。
ここには九十九島の豊かな海をそのまま切り取ったかのような生き物たちの世界が広がっています。

「海きらら」でやはり人気なのが、「イルカ」のショー。
ハンドウイルカのニーハと、ナミはどちらも現在、妊娠中。(2018年9月5日現在)
この日、ニーハは妊娠12ヶ月目、ナミは10ヶ月と、身重の体にも関わらず、輪っかをくぐったり、ボールを口に乗せたり、ダイナミックなジャンプまで・・。
見ているこちらが心配になるほどのサービス精神旺盛な2頭。
それどころか、トレーナーの指示にボケをかます芸達者ぶり。
ちなみに、イルカは人間とは違い12ヶ月かけて出産するそうで、ニーハは2018年9月ごろ、ナミも2018年11月に出産予定だということです。(体調次第ではショーが中止になる場合もあり)
ママになった2頭と、赤ちゃんイルカが一緒に泳ぐ姿が楽しみですね。

もちろん「海きらら」では、イルカだけではなく、様々な生き物を見ることができ、新たな仲間たちもデビューしています。
例えば、大きなつぶらな瞳がなんともたまらないこちらの「イシガキフグ」。
実は、さかなクンが海きららにプレゼントした「ギョ坊ちゃん」です。ジッと見つめてきたり、挑戦的な視線を送ったりと、いろんな表情を見せてくれるギョ坊ちゃん。思わずその場に長居してしまいそうな愛らしさでした。

さらに、2018年6月には「アカシュモクザメ」が仲間入り。
英語では「ハンマー・ヘッド・シャーク」と呼ばれ、大きくなると4メートルにもなるんだとか。名前も大きさも怖すぎ・・。
でもまだ上手に餌を見つけることができないので時々、飼育員さんが釣竿で餌をあげているそうです。決して釣りをしているわけではないので誤解のないように。

この日、出口近くで見つけたのがなんと!「黄色いスッポン」!
九十九島ではなく、諫早市の川で捕獲されたこの黄色いスッポンは、自然界では目立つ色のため、外敵に狙われやすい中で運良く生き残っていたということで「幸せの黄色いスッポン」と呼ばれているそうです。
私もその幸せにあやかろうと、念入りに拝んでいるとひょっこり顔を出してくれました。ご利益あるかも??

海きららでは、「見る」だけではなく、「体験」プログラムも充実しています。
アコヤ貝から真珠を取り出す玉出し体験や、普段見ることができない水族館の裏側を見ることができる「水族館ミステリーツアー」などもあります。

九十九島の豊かな海の世界を間近に見て、触れることができる「海きらら」。
様々な海の生き物たちの生態や能力、愛らしい表情や動き、そして生き物の不思議を探しに、いざ、「海きらら」へ!

インフォメーション
スポット名 九十九島水族館 海きらら
TEL 0956-28-4187
住所 〒858-0922 長崎県佐世保市鹿子前町1008番地
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 あり
※30分まで無料
※4時間まで 200円
営業時間 (3月~10月)9:00~18:00(最終入館17:30)
(11月~2月)9:00~17:00(最終入館16:30)
定休日 なし
対象年齢 全年齢
料金 一般個人
大人(高校生以上)1,440円
小人(4歳~中学生)720円
3歳以下 無料

アクセス 佐世保駅から車で約10分
西九州自動車道 佐世保中央ICから約5分
公式サイト https://www.pearlsea.jp/umikirara/

掲載日: 2018/09/20
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

九十九島森きらら

長崎県佐世保市

九十九島森きららのイメージ

「ペンギンは鳥なの?」「空を飛ばないの?」「ペンギンは寒くならないの?」
そんなペンギンのたくさんの「?」に答えてくれるのが九十九島動植物園森きららにある「ペンギン館」。

一面ガラス張りの大水槽では、ペンギンたちのスピード感ある泳ぎを間近で見ることができます。
ペンギンたちを見ていると色々な「?」が浮かんできます。
かなりの時間を水中に潜っているペンギン。中には口を開けたまま泳ぐペンギンもいて、「それ、海水入ってくるでしょ。飲んでるの?」と疑問が湧いてきます。
『実は水中で水を飲んでいます。でも海水は塩分濃度が高すぎるので、首をプルプルっと振って余分な塩分を[塩類腺(えんるいせん)]と呼ばれる器官でろ過して、鼻水と一緒に体外へ飛ばしているのです。』(案内板より)
へ~。海水をろ過できる機能が体に備わっているなんてすごい。人間でいうと腎臓みたいなもの??
でも、鼻水と塩分を周囲に撒き散らすのはどうかと思うけど・・。

「しかし、こんな寒い日に泳いで風邪ひかないのかしら。」
『ペンギンも濡れると寒くなります。しかし羽毛に自分が出す脂で防水加工をして皮膚が濡れるのを防いでいます。お尻にある尾脂腺(びしせん)という所から分泌される脂をくちばしで全身の羽根に塗っています。」(案内板より)
なんということでしょう。自分の脂で身体に防水加工?水も脂もはじくことなく、スピード吸収されていく私の肌とは大違い。“ミートテック”を身にまといながら防寒着が欠かせない私からすると、ペンギンの体って効率がよくてエコだわ~と感心するばかり。
「?」をひとつひとつ解決していくたびに海と陸、両方で生活し生き抜くための術を持つペンギンの新たな面白さを発見することができました。
平日はペンギンの生態についてのガイド「ペンギンタイム」(11:00~11:15)も行われていますし、土日祝日に行われている体験プログラムでは、ペンギンたちのガイドやプールを飛び出して広場をお散歩する様子などを楽しめます。ペンギンをもっと知りたい人は行くべし。

「九十九島の自然と癒し」がテーマの森きららには、66種の動物と、1,200種の植物が展示されていて、動物たちの愛らしい表情や個性豊かな姿を見ることができます。

ヒトコブラクダの「ノビタくん」。
9割の来園者の第一声が「うわ~あの下唇マジヤバくね?」と言われるほど、下唇のクセがすごいノビタくん。病気などではなく、昔からめくるクセがあり、ごはんを食べる時以外は下唇がめくれているそうです。

常に体重を公開されていることを知ってか知らずか、この場所がお気に入りのミーアキャット。
土鍋から・・・・はい!ひょっこりはん。

日本在来馬の一種・対州馬の「高広」(オス)。美しい毛並みと端正な顔立ちに癒されますが、同じく対州馬の「姫花」(メス)と同居中。とはいえ、2頭の距離はまだ遠い・・。
2頭に愛は芽生えるのか、乞うご期待。
対州馬は国内に約50頭しかいない希少な馬ですが、森きららでは乗馬体験を行っています。土日祝日のみ、3歳から小学6年生までの子どもたちだけが体験できますよ!

なかなかの個性派ぞろいにシャッターを押す手が止まらない私でしたが、この日一番心を動かされた動物がいました。
マントヒヒです。何気に見たマントヒヒから目が離せませんでした。疲れきったようにも見えるその姿からは哀愁すら感じます。
「高齢のマントヒヒなのかな?」と思いながらしばらく見ていると、赤ちゃんマントヒヒが近づいてきた・・。
あ!お母さんだ。しかし、お母さんマントヒヒは甘えてくる赤ちゃんを横目に、しまいにはダラ~ッと横たわりました。
育児疲れかしら。真相はわかりませんが、昼下がりの私を見ているかのような、種族は違えど妙に親近感を覚えた瞬間でした。頑張れ!世のお母さんたち!
平日はこのマントヒヒのエサやり体験(100円)もできるので、お気に入りのマントヒヒを探してみては?

インフォメーション
スポット名 九十九島動植物園森きらら
TEL 0956-28-0011住所〒857-1231 佐世保市船越町2172番地
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 無料
177台(入園口前駐車場)(うち軽自動車6台、身障者等多目的用4台)
200台(多目的広場/臨時駐車場)営業時間9:00~17:15
(最終入園16:45)
定休日 年中無休
対象年齢 全年齢
*授乳室あり
料金 一般/大人(高校生以上) 820円
小人(4歳~中学生) 210円
*団体、佐世保市民、70歳以上、障害割引あり(身分証提示の必要あり)
アクセス 西九州自動車道佐世保中央ICから車で約10分
JR佐世保駅から車で約15分
公式サイト https://www.morikirara.jp/

掲載日: 2019/01/07
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

小川ハタ店

長崎県長崎市

小川ハタ店のイメージ

長崎では、凧(たこ)のことをハタと呼び、春や秋にハタ揚げを楽しみます。長崎のハタは、1600年前半ごろ、異国人によって伝えられたといわれていて、紋様もオランダ船の船旗や信号標識の旗をデザインしたようなものが多く、200を超える紋様があるそうです。その伝統のハタ作りを体験できる場所があるんですよ。

長崎市風頭町にある小川ハタ店の小川暁博さんは、手作りにこだわるこの道45年のハタ作り名人。さあ、名人に教わって自分だけのハタを作って揚げようじゃないですか。

小川さんは、長崎市内の小学校にハタ作りの指導にでかけることも多く、指導も手馴れたもの。今回は、子どもたちが小さいので、糊付けからスタートしました。小学生になったら、骨の組み立てからチャレンジできるんだって。
実夕ちゃんは、たくさんの種類があるハタ紙から、かわいい桜が二つ並んでいる二重桜(にちょうざくら)の紋様を選びました。

骨にのりづけをしたら、ハタ紙にセットしていきます。
それから、のりしろ部分にしっかりとのりをつけ、はり糸に沿って折り曲げていきます。
左右にひゅう(ハタのバランスを取るための紙の房)を取り付けたら完成。世界に一つしかない実夕ちゃんだけのハタです。
咲夕ちゃんは、自由にお絵描き、楽しそうです。

作ったら、やっぱり飛ばさないとね。というわけで、すぐそばにある風頭山へGO!でも、撮影当日は強風で、名人も「今日の風だと無理だな〜」と嘆きます。でも、やってみましょう。名人の力を借りて、実夕ちゃんとお母さんが糸を持って走ります。さあ、揚がった!と思ったら、グルグル回ってすぐ落ちてきます。咲夕ちゃんとお父さんが作った形のハタは、強風にも強いタイプらしく、揚がっています。悔しい!何とか揚げたい!ところが雨まで降ってきて、しかたなくいったん退散です。

ガッカリしている実夕ちゃん。撮影陣もどうしようか?と思っていると、名人が見かねてもう一度トライしてくれました。30分後、再び、風頭山へ。風が少し治まり、青空も見えています。名人が糸をもち、実夕ちゃんがハタを放します。一、二の三・・ヤッター!名人がすばやく糸を操ると大空に実夕ちゃんのハタが揚がっています。すぐさま名人が糸を実夕ちゃんに渡してくれました。「スゴイ!」実夕ちゃんは、興奮気味です。

初めてハタ作りとハタ揚げの体験をした実夕ちゃんと咲夕ちゃん。実夕ちゃんは、風にも負けずハタを操る名人の姿や青空に浮かぶハタを見て、感動を覚えたようです。そうそう、お父さんは単身赴任で一週間ぶりに帰ってきたそうで、「いい家族孝行ができました」と喜んでいました。

インフォメーション
スポット名 小川ハタ店「長崎ハタ資料館」
TEL 095-823-1928
住所 〒850-0803 長崎県長崎市風頭町11-2
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 15〜16台(有料)
営業時間 9:00~18:00
定休日 年中無休
対象年齢 小学生~
料金 ハタ200円~

体験学習有料
(一人1,600円、材料費込み、ハタ揚げまで指導、40名まで)
アクセス 長崎駅から車で約30分
公式サイト –

掲載日: 2018/05/16
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

祈りの丘絵本美術館

長崎県長崎市

祈りの丘絵本美術館のイメージ

「祈りの丘絵本美術館」は大浦天主堂やグラバー園などがある長崎市の南山手に建てられた美術館。日本が鎖国の時も西洋の国と唯一交易を許されていた長崎。そして西洋の国の一つであるイギリスで生まれた絵本。この2つを結び付けて作られたのが祈りの丘絵本美術館です。瓦ぶきの屋根とレンガ造りの洋風な建物は、まるで童話の世界の建物のよう。思わず足を運び入れたくなるようなステキな外観。早速中に入ってみましょう。

1階は「童話館」。ここは子ども向けの本を売っているお店です。なんと1万冊以上の本が置かれているんですよ!この本屋さん、最初は長崎市の中心街にあったのですが、祈りの丘絵本美術館ができた1999年に美術館の1階に移ってきました。
置かれている本は新刊ばかりでなく、昔出版され人気のあった本や、名作と言われる本など厳選された子どもの本が並びます。お父さんお母さんが見るとなつかしくなるような本も置いてあるんですよ。
このフロアーにはポスターやカード、またヨーロッパで愛好されているおもちゃなどを置いているコーナーもあります。

祈りの丘絵本美術館の2階は展覧会場になっています。ここは常設展と企画展の会場になっていますが、同時に絵本の原画も展示しています。日本国内の作品だけでなく海外の作品もあります。絵本に使われる絵はお話と一緒になった時に素晴らしい世界観を作り出してくれます。この展示会場では、そのように芸術性の高い原画を展示しています。
また、このフロアーには選び抜かれた絵本を置いてあるコーナーと集いのコーナーもあります。

常設展では、画家の大道あやさんの絵を展示しています。大道さんは広島出身。絵を描き始めたのは60歳というのですから驚きです。101歳で亡くなるまで鳥や猫、花など身近なものをモチーフにした絵を描き、女流画家協会展や院展にも出品して入選しています。祈りの丘絵本美術館には日本画の「びわの木の下」「めしどき」と絵本の中の絵「ねこのごんごん」「花のうた」が展示されています。また2階大フロア に展示されている東平哲弥さんの大作「春の日の夕暮れの長崎港」もお見逃しなく!

祈りの丘絵本美術館のもう一つの展覧「企画展」では期間を限定していろいろな作品を展示しています。例えば2019年2月26日から5月26日までは、祈りの丘絵本美術館の開館20周年を記念して、長崎在住の絵本作家長谷川集平さんの絵を展示します。題して「サルコーデ・ナガサキ」(サルコーデは長崎弁で「歩こうよ」の意味です。)この長谷川さんの展示会は「長崎と人」というテーマの下に、季節ごとに展示内容を変えながら1年を通して行われます。最初は「第一楽章」として春をテーマにした展示を行います。

メルヘンの世界に入っていくようなステキでユニークな建物の中にある祈りの丘絵本美術館。子どもの本がたくさん置かれ温かさに溢れた美術館です。ぜひ訪ねて自分の好きな本を見つけ、絵本の世界に浸ってみましょう。

インフォメーション
スポット名 祈りの丘絵本美術館
TEL 095-828-0716
住所 〒850-0931 長崎県長崎市南山手町2-10
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 なし
(周辺の有料駐車場をご利用下さい)
営業時間 10:00~17:30(入館は17:00まで)
定休日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日休館)
展示入れ替え日、年末年始
対象年齢 全年齢料金大人・大学 300円
小・中・高 200円(1階は無料)
アクセス JR長崎駅から長崎バスで「大浦天主堂下」で下車、徒歩5分
または、路面電車「大浦天主堂」で下車、徒歩5分
公式サイト http://www.douwakan.co.jp/museum/

画像:©祈りの丘絵本美術館

掲載日: 2019/02/26
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

※スタンプを獲得して、スポットツアーの画面(ツアーガイド)を見せると特典として入館料無料になります。

グラバー園

長崎県長崎市

グラバー園のイメージ

長崎市の南山手の丘の上にあるグラバー園は、幕末から明治時代に長崎で活躍したスコットランド出身のトーマス・ブレーク・グラバーなどの貿易商が住んでいた所です。園内には、最初からそこに建てられていた建物と別の所から移設した建物があります。

ではまず最初からあった建物、「旧グラバー住宅」「旧リンガー住宅」「旧オルト住宅」を見てみましょう。これらの建物の中で、1863年に建てられた旧グラバー住宅は、現存する木造洋風建築では日本最古。世界遺産にも登録されています。この住宅内には温室まであるんですよ。

旧リンガー住宅はベランダのある木骨石造の住宅です。ここにはグラバー商会に勤めていたフレデリック・リンガーが住んでいました。

そしてもう一つの建物が、モッコウバラに囲まれた美しい旧オルト住宅です。ここはオルト商会を設立したウィリアム・ジョン・オルトの住居でした。

グラバー園には別の所から移築した建物がたくさんあります。その中の主なものを紹介しましょう。

「旧ウォーカー住宅」は以前は大浦天主堂の近くにありました。その頃は現在のグラバー園内の敷地よりも4倍近い広い敷地があったそうです。この住宅にはイギリスの船長ロバート・ウォーカーの次男ロバート・ウォーカー・ジュニアが住んでいました。

園内の一番高い場所に移設された「旧三菱第2ドックハウス」は、長崎港に停泊する船の乗組員用の宿泊施設として長崎港の船着き場近くに建てられていました。

「旧ウォーカー亭」の目の前にある「旧自由亭」というレストランは、長崎市内の諏訪神社下にありました。このレストランは日本で最初の西洋料理店として知られていますが、今は喫茶店としてオープンしています。

グラバー園は南山手の高台に立っていますから、園内からは長崎港や稲佐山の美しい風景が展望できます。また、園内にはあちこちに花壇が作られ1年を通してさまざまな花を楽しめます。特に春から初夏にかけてはバラやアジサイなど開花する花の種類が多く、訪れる人の目を楽しませてくれます。

グラバー園中央には「三浦環像前広場」があります。ここにはテラス席があって、洋風のテーブルや椅子が置かれています。天気の良い日にはここに席を取って、広場にある売店で買った飲み物や軽食を味わうと良いかもしれません。
そして、グラバー園の園内で楽しめるもう一つが冬に開かれるイルミネーションと夏のライトアップ。園内が光り輝きます。

グラバー園を見学していると3つの像に出会います。1つは旧グラバー住宅の住人で、歴史にその名を残しているトーマス・グラバーの像、そして後の2つが、歌劇「蝶々夫人」で主役の蝶々夫人を演じた日本で最初のソプラノ歌手「三浦環」の像とその歌劇を作曲したイタリアの作曲家「プッチーニ」の像です。
歌劇「蝶々夫人」は、昔長崎の山手居留地に住んでいたアメリカ人と日本人女性の恋物語にもとづいて作られた作品。そのためその記念として三浦環の像を作りました。プッチーニ像は白の大理石でできた像で、故郷のイタリアとマダムバタフライ・コンクール協会から日本とイタリアの友好と世界平和を願って贈られたものです。

グラバー園には、気を付けて見るといろいろ面白いものがあります。一つはハートストーン。これは園内に敷かれた石畳の中にハート形の石が2つあり、それを見つけると恋が叶うと言うものです。
次が、旧グラバー住宅内の天井に開けられた四角い穴。「坂本龍馬のかくれ部屋」だったという説もありますが、ただの物置だったという説もあり、真相はわかっていません。
それからもう一つは、これも旧グラバー住宅にあるのですが、住宅内のテーブルに料理のサンプルが展示されています。これは住宅に残っていたレシピに基づいて再現したものですが、グラバー達が毎日食べていたものではなく、パーティ用の料理だったそうです。

長崎港や稲佐山の美しい風景が展望できるグラバー園。園内に建てられた当時の住宅を中心に、長崎の居留地時代の特徴、文化・芸術まで色々なことを楽しく学んでみませんか?

インフォメーション
スポット名 グラバー園
TEL 095-822-8223
住所 〒850-0931 長崎県長崎市南山手町8-1
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 グラバー園には専用の駐車場なし。
営業時間 8:00~18:00(通常期間)
夜間ライトアップ時、8:00~21:00 もしくは21:30、時期により
終了時間変わる。
定休日 年中無休
対象年齢 全年齢
料金    一般   610円
高校生 300円
小中学生 180円
アクセス 路面電車「大浦天主堂」電停下車、徒歩7分。
公式サイト http://www.glover-garden.jp/

掲載日: 2019/02/19
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

川添酢造

長崎県西海市

川添酢造のイメージ

西海市大瀬戸町の雪浦地区にある「川添酢造」は、明治33年の創業。昔ながらの製法と九州産の原料にこだわり、玄米酢、純米酢、麹、甘酒、味噌などを製造しています。
昔、味噌は家庭で手作りするのが普通でしたが、今では、なかなか見かけません。「川添酢造」では、もっと味噌作りに興味を持ってもらおうと「味噌作り教室」を積極的に行っています。
井手さん親子を迎えてくれたのは、久保桂奈さん。年間約150日も出張教室で飛び回っていると聞いて、ビックリです。

工場に併設された体験工房には、味噌作りセットが用意されています。今回は、お母さんと肖ちゃんが麦味噌を、お父さんと希くん、葵ちゃんは合わせ味噌作りを体験することに。
「それでは、ビニール袋に入れた煮大豆をつぶしてください」
みんなで煮大豆をつぶしにかかかります。
「熱い!」と子どもたち。
それも当然、井手さん親子がくる直前に煮あがったばかりだからです。
手のひらを使ってギュッ、ギュッとつぶします。
時々ビニール袋をひっくり返して良くつぶします。
「良くつぶさないといいお味噌はできませんからね」と久保さん。

次にビニール袋に入った麦麹を桶に入れ、ほぐします。
「麦麹はちょっと変わった臭いがするでしょ?」
それを聞いて「ビールの臭いがするね」とお父さん。
しっかりほぐしたら、塩を入れます。でも、ちょっと塩の量が多いような?
「塩の塊もしっかりとほぐしてください。塩が多めに思えるかもしれませんが、これはカビが生えたり、腐ったりしないようにするためなんですよ」
塩の塊をほぐし、麦麹と混ぜます。

合わせ味噌チームは、ここでさらに米麹を投入。
同じようにほぐしながら、良く混ぜます。
「さあ、大豆を入れていきますね」
ビニール袋を逆さにして、さきほどつぶした煮大豆を桶の中にスポンと落とします。
そこに煮大豆を作るときにできた大豆の煮汁をかけます。
「あったかい!」
「グショグショ!」
子どもたちは大騒ぎしながら混ぜています。
途中、久保さんから提案が。
「それじゃ、食べてみて!」
口に入れた肖ちゃんは、顔をしかめて「しょっぱい!」
「しょっぱいでしょ?でもね、麹の力でだんだんうまみと甘みが増して、おいしい味噌になるのよ」と久保さん。

「混ぜ終わったらお味噌のボールを作ってください。グレープフルーツぐらいの大きさにしてね」
子どもたちは楽しそうにボールを作ります。
全部ボールにしたら、煮大豆を入れていたビニール袋に詰めます。
「底に隙間があるとカビが生えたりするからね。しっかりと詰めてね」
味噌のボールを袋に入れて、つぶしながら詰めていきます。

「ビニール袋に詰め終わったら、今度はタルに入れますよ」
ビニール袋を横にしてころがし、円筒形にしたら、タルに入れます。
タルにうまく収まったら落し蓋、さらに上蓋をします。
「お家に帰ったら2キロぐらいの重し石を乗せてくださいね」
最後に日付と麦の種類、おいしくなってね!のメッセージを書いた紙を貼って終了です。
「1日1回、上蓋と落とし蓋を外してビニール袋を上から押してあげてください。3カ月ぐらいするとおいしいお味噌が食べられますよ」
3カ月もかかるの?待ちきれないね!

味噌作りの後は、お酢を使ったドリンクの試飲に舌鼓!
さらに、お酢作りの工程も見せてもらいました。
お酢って途中まで酒造りと同じなんだって!

味噌作り教室は出張もできるそうなので、ぜひ、申し込まれてはいかがでしょうか?
ご家庭で楽しめる味噌作りセットも販売されていますよ。

インフォメーション
スポット名 川添酢造(有)
TEL 0959-22-9305
住所 〒857-2326 長崎県西海市大瀬戸町雪浦下郷1308-2
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 あり
営業時間 8:00〜17:00
定休日 祝日・日曜・土曜午後
対象年齢 全年齢料金味噌作り教室(要予約)
●セットの合計が50kg以上、10人以上なら出張可能
●川添酢造で希望の場合は合計で30kg以上、6人以上
●料金(一人分)
*麦味噌3㎏セット1940円
*麦味噌5㎏セット3240円
*合わせ味噌3㎏セット2260円
*合わせ味噌5㎏セット3780円
*漬物樽(落とし蓋付)500円(必要な方のみ)
アクセス JR佐世保駅から車で約50分
公式サイト http://kawazoesuya-web.com/

掲載日: 2020/03/11
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

※スタンプを獲得して、スポットツアーの画面(ツアーガイド)を見せると特典として1000円以上お買い上げでらっきょをプレゼントします。

七ツ釜鍾乳洞

長崎県西海市

七ツ釜鍾乳洞のイメージ

日本各地に鍾乳洞はありますが、長崎県には珍しい鍾乳洞があるって知っていましたか?西海市西海町にある七ツ釜鍾乳洞がそれです。
日本の鍾乳洞の大部分は、2億5千年前の古生代後期の石灰岩層に形成されたものですが、七ツ釜鍾乳洞は、約3千年前の比較的浅い海の石灰藻球(石灰質を大量に含んだ藻類などの化石)を含み、堆積した石灰質砂岩が水に侵食されることで形成されています。つまり材質と生成年代が新しいことが希少価値の高い鍾乳洞なんです。
昭和11年には、国指定天然記念物となっています。
というわけで、今回の冒険は、鍾乳洞探検です。

七ツ釜鍾乳洞では35か所の洞穴が発見されていますが、今回入るのは、清水洞。全部で1600m以上の長さがあり、そのうちの320mが観光コースになっています。
野口さん一家は、鍾乳洞に入る前からワクワク、ドキドキ。一歩中に入ると、そこは、暗くさらにゴツゴツとした岩壁に囲まれた別世界。探検気分が高まります。
ところどころ灯りがあるため、真っ暗ではありませんが、それでも、注意して進まないといけません。取材陣も機材をあっちこっちにぶっつけながら、進みます。

お兄ちゃんの颯真くんを先頭にしばらく進むと階段を上った先に、パッと広い空間が目の前に広がります。その名も「新世界」です。鍾乳洞の中では、一番広い空間で、洞窟の中を流れる水の音がこだましています。「新世界」に置かれた温度計は、12度を指していました。洞内は一年中15度前後に保たれているそうです。

さらに進むと、案内役の松尾さんが「上を見てください」といいます。何だろう?そこには、人の形に似た鐘乳石が見えます。「親子地蔵」と名付けられています。そういえば、親子に似ています。陽真くんも興味津々。「大きい真ん中が親だよ」お父さんとの会話も弾みます。

天井から滴り落ちた成分からできたコブは、1cm伸びるのに300年から500年かかるそうです。お母さんも、子どもたちと一緒に、不思議な世界を実感します。
コースの終わりに地底探検ツアーの看板を発見!普段は一般公開されていないけれど、予約すれば、もっと楽しい探検ができるんだって。(小学4年生以上で2名以上のグループが対象)
子どもたちがもう少し大きくなったら行くといいね。
松尾さんのガイドもあって、ゆっくりと約1時間、親子で鍾乳洞の魅力を満喫した野口さん一家。きっと帰りのドライブも、話が弾むんじゃないかな。

インフォメーション
スポット名 国指定天然記念物 七ツ釜鍾乳洞
TEL 0959-33-2303
住所 〒857-2222 長崎県西海市西海町中浦北郷2541-1
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 あり
営業時間 4月~9月 9:00~18:00(受付17:30)
10月~3月 9:00~17:00(受付16:30)
定休日 年末年始
対象年齢 全年齢料金(入洞料)
大人      510円
中学生     300円
小学生     200円
幼児(4歳以上)100円
アクセス 長崎駅から車で約1時間20分佐世保駅から車で約45分
公式サイト 七ツ釜鍾乳洞|西海市観光協会 http://www.saikaicity.jp/cave/

掲載日: 2018/05/09
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

アイランドナガサキ

長崎県長崎市

アイランドナガサキのイメージ

長崎伊王島のi+Land nagasakiは、長崎港外のリゾートアイランド。魅力あふれるアクティビティの中でも夏一番の人気スポット、海水浴場コスタ・デル・ソルに向かったのは平山さん親子です。
浜辺で迎えてくれたのはインストラクターの高田豊和さん。
まずは、バナナボートで遊びます。
でも、太陽くんは、怖いのかな?「イヤだ〜」と駄々をこねています。
「今日はスピードをゆっくりするから、大丈夫だよ」と高田さん。
ライフジャケットとヘッドギアをつけると、太陽くんもヤル気になったみたい。
さあ、バナナボートに乗るぞ!

バナナボートに乗った平山さん親子。伊王島の海水浴場に行くと聞いて、お父さんの第一希望がこのバナナボートだったらしく、子どもたち以上にはしゃいでいます。
高田さんがジェットスキーでゆっくりとバナナボートを引いて浜辺を離れます。
アレッ?よく見るとお母さんがいない!お母さんは浜から応援ですって。
まだ全然スピードが出ていないのに、みんな、取っ手を掴む手に力が入ります。

ゴーッ!とジェットスキーがスピードを上げると、バナナボートもスピードが上がります。
「キャー!!」と悲鳴が上がりました!でもみんな笑顔です。最大時速40キロ〜45キロまで出るそうですが、太陽くんも乗っているので髙田さんが気をつけて操縦してくれています。それでもみんな落とされないよう必死です。
ときどき波をかぶりますが、それも楽しい!
10分程度、走ったらバナナボートは元の浜辺へ戻ります。
バナナボートから降りた子どもたちは、
「おもしろかったあ〜!」と駆け寄ってきます。お父さんも、もちろん大満足!
さあ、次は、2019年、誕生した九州最大級の海上アスレチック「ナガサキウォーターアイランド」で遊びましょう!

浜辺からすぐ近くの海に浮かんでいる約50メートル×50メートルの海上アスレチック「ナガサキウォーターアイランド」は、いろいろなアトラクションがつながっています。陸と違って海の上だから揺れたり、ツルツル滑ったりとスリル満点!
さらに上る、滑る、弾む、潜る・・・次から次にやってくるコースはエンドレスの楽しさ!取材の為に用意された30分の体験時間では足りそうもありません。
残念ながら小学生以上の年齢制限があって太陽くんは、この海上アスレチックでは遊べません。でも、浜辺にあるトランポリンや全長10メートルのスライダーでお母さんと一緒に遊びます。

海のアクティビティを満喫した平山さん親子は、夏休み限定のワークショップにも参加しました。
太陽くんは、恐竜作り、悠花ちゃんと美桜ちゃんはジェルグラス作り。
恐竜は、ティラノサウルスの部材を接着剤を使って組み立てます。4歳にはちょっと難しいかもと心配していた指導員の方も、太陽くんの器用さに「スゴイね〜!」とベタ誉めです。お父さんもときどきアシストします。
ジェルグラスは、魚の絵を描いたり、シーグラスに名前を描いたりしてジェルと一緒にグラスに入れます。夢中で作っている姿にお母さんも嬉しそう。
恐竜もジェルグラスもうまくできました。
みんな、充実した夏の思い出、できたね。お疲れサマーでした。

インフォメーション
スポット名 i+Land nagasaki(アイランドナガサキ)
TEL 095-898-2202
住所 〒851-1201 長崎県長崎市伊王島町1丁目3277-7
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 伊王島島内無料
駐車場 700台
営業時間 10:00〜17:00
海水浴場 9:00〜最終受付17:00
定休日 営業日(2019年)海上アスレチック 9/23まで
ワークショップ 8/31まで
対象年齢 海上アスレチックのみ小学生以上
料金 海上アスレチック】
大人  1,500円/60分
小学生 1,000円/60分
【バナナボート】
1名 1,500円/15分

【ワークショップ】
1,000円〜
アクセス JR長崎駅から車で約40分
公式サイト https://www.islandnagasaki.jp/

掲載日: 2019/09/18
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

交通公園

長崎県長崎市

交通公園のイメージ

岩永さん親子がやってきたのは、長崎市油木町にある長崎交通公園。
長崎交通公園は、子どもたちに交通の安全とマナーを学んでもらうために作られた施設です。
園内には信号機や横断歩道など、実際の交通施設があり、専門の指導員に指導してもらえるのがポイントです。
「今日は交通ルールを守って楽しく遊んでください」と副園長の片岡治さん。
まずは、横断歩道の正しい渡り方を教わります。
「右を見て、左を見て、もう一度、右を見て!ハイ、渡ってください」
翔愛くんがお母さんと一緒に、横断歩道を渡ります。
「そうそう!いいですね!」

次は教室で、自転車に乗る時のルールやマナーを教わります。
「自転車は原則として車道を走りますが、小学生までは歩道を走ることができます。歩道は歩く人専用です。だから、ぶつからないように車道に近いところを通っていくようにしてください。わかるかな?」
翔愛くんと惟愛ちゃんが頷きます。
長崎交通公園では乗り物に乗ることができるということで、翔愛くんは補助輪付きの自転車に、惟愛ちゃんは足踏みゴーカートに挑戦することに。
ヘルメットをつけてもらった二人に片岡さんが説明します。
「後ろから車が来ていないことを確認してください。大丈夫?それじゃ、信号は何色ですか?」
「青!」と翔愛くん。
「それじゃ、出発してください!」

片岡さんと一緒に進みます。
翔愛くんは、家に自転車がないので乗ったことがありません。でも補助輪がついているので倒れる心配はナシ!
ドンドン先に行ってしまいます。
「左側を走ってください!」と片岡さんから注意が入ります。
スイスイとコースを走る翔愛くん、楽しそうです。
でも信号はちゃんと見て、スピードを出しすぎないようにね。

惟愛ちゃんは足踏みゴーカートをうまく走らせることができません。
すると、ガツン!
道路の真ん中にある生垣に衝突です。
「前を良く見て運転してね」と片岡さんが駆け寄ります。
やっと漕ぎ出した惟愛ちゃんを見て、お母さんも一緒に歩きながら運転を見守ります。
しばらくコースを回ったら、今度は乗り物を交代してコースを一周します。

乗り物には、電動ゴーカートもあります。
電動ゴーカートは乗り方指導を受けて、交通公園発行の「運転免許証」を持った小学2年生以上しか乗れませんが、翔愛くんは特別に乗せてもらうことに。
片岡さんから乗り方指導を受けて挑戦です。
「ゴーカートにはアクセルとブレーキがついています。機械の構造状、一緒にペダルを踏むと壊れるから、交互に踏むようにしてください」
翔愛くんが頷きます。
片岡さん「後方確認!」
翔愛くん「後方よし」
片岡さん「信号は?」
翔愛くん「青!」
片岡さん「ハイ、出発してください!」
翔愛くんが勢いよくスタートします。
「スピードを落とす時はアクセルを戻して!」
「信号が赤の時は、手間の白い線で止まって!」
片岡さんが横につきながら進むので安心してゴーカートを走らせることができました。

運転免許証を手にしてゴキゲンな翔愛くん。
「信号が黄色で点滅したら横断歩道を渡らないとか勉強になった。乗り物に乗れて楽しかったし、交通安全は大事なんだなあと思いました!」

長崎交通公園は、親子で楽しく遊んで交通ルールとマナーを学ぶことができる施設です。ぜひ、ご利用ください。

インフォメーション
スポット名 長崎交通公園
TEL 095-846-4425
住所 〒852-8035 長崎県長崎市油木町6-40
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 あり
営業時間 9:00〜17:00
*遊具の利用は10:00〜12:00まで、13:00〜16:30まで
定休日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)、年末年始(12月29日〜1月3日)
対象年齢 全年齢
*遊具の利用は年齢によって違います。
料金入園料及び遊具の使用料は無料
アクセス JR浦上駅から車で約7分
公式サイト https://www.pref.nagasaki.jp/bunrui/anzen-anshin/kotsuanzen/koutukoen/koen/

掲載日: 2020/12/09
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

崎野自然公園

長崎県西彼杵郡

崎野自然公園のイメージ

時津町の崎野自然公園は、大村湾に面し、約11ヘクタールの敷地があります。自然体験型の施設が充実していて、町内はもちろん、町外、県外からもお客さんがやってくる人気のスポットです。
今回は、森山さんと北村さんの二家族とそのお友達の子どもさんを加えた6人で崎野自然公園を訪れました。管理棟で迎えてくれたのは時津町都市整備課の森本龍也さんと管理人の前田利高さんです。
「それではご案内しましょうか。まず、展望台へ行きましょうかね」と前田さん。木々の間を抜けていくと木造の展望台が見えてきました。さあ、登ってみよう。

展望台からは、時津の街並みがよく見えます。
「あちらが時津の港ですね。それから、いろんな工場が見えますね」
あいにくの曇り空が残念。晴れていたら大村湾の絶景が見えるんだそうです。でも、子どもたちはすぐ下にある木製遊具、アスレチックが気になります。
「自由に遊んでいいいよ」と前田さん。
子どもたちは早速、木製遊具に駆けつけます。

ちょっと怖いけど、ワクワクしながら不安定な吊橋を渡ったり、丸太の坂を下りたり、思い思いに楽しみます。そして、ターザンロープに到着。やっぱり男の子は大好きだよね。順番を争いながらロープを掴んで勢いよく滑っていきます。
遊戯広場からさらに進むと、ありました、草スキー場!広くて、大きく、しかも大村湾に向かって滑ることができるんです。早く滑りたい!はやる気持ちを抑えて滑る準備をしなくちゃね。ソリやヘルメット、サポーターはレンタルだから、気軽に楽しめるのもGood!なんてったって1日100円なんだから。
何度も何度も滑りを楽しみます。

遊んだらお腹が減ってきました。食事はやっぱりバーベキューでしょ。ということで、バーベキュー広場へ。管理棟からバーベキューセットをお借りして準備をします。
炭に火をおこし、普段料理なんてしない子どもたちもお母さんの指導のもと、野菜を切ったり、お肉を焼いたり・・みんなで食べると、おいしさが違うよね。
笑顔があふれます。

崎野自然公園には、本格的なキャンプができるテントやバンガローなどの宿泊施設がありますが、2018年6月に新たなコテージが3棟できました。スッキリしたストライプの外観が目をひきます。
「うわあ〜、別荘みたい!」
「かっこいいね!」
とみんなも大盛り上がり!
中に入らせてもらうと1階にはキッチンやリビングなどがあり、テラスでバーベキューが楽しめます。また、なんといっても大村湾を望む景色は最高!予約が殺到しているというのもうなずけます。
今度は晴れた日にみんなで泊まりに来たいね!と約束。とにかく楽しい1日でした。

インフォメーション
スポット名 崎野自然公園
TEL 095-882-6303
住所 〒851-2101 長崎県西彼杵郡時津町西時津郷1379-1
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 100台(無料)
営業時間 受付時間【4月〜10月】9:00〜19:00
     【11月〜3月】9:00〜17:00
定休日 12月28日〜1月4日
対象年齢 全年齢
料金 ●草スキー   1日100円
●デイキャンプ 一人当たり200円
●宿泊施設 コテージ4人用(3棟)1室 15,120円〜
*バーベキューにはレンタル用品を利用できます。
アクセス JR浦上駅から車で約40〜60分
公式サイト https://sakino.togitsu.net/

掲載日: 2019/03/27
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

長崎県民の森

長崎県長崎市

長崎県民の森のイメージ

ながさき県民の森は、西日本有数の規模を誇る森林公園。長崎市と西海市にまたがる広大な敷地の中で四季折々の自然とふれあうことができます。今回参加の福田さん一家は、ながさき県民の森に何度か来たことがあるそうですが、川遊びができることは知らなかったとか。
川遊びに案内してくれるのは、管理事務所の寺井百樹さんです。
寺井さんの後をついて川へ。本当に水がキレイ。川底まで透き通っています。この川は岩背戸渓流というんですって。
「さあ、網で川の生き物を捕まえてください」と寺井さん。

結人くんは腰の深さまで水につかりながら網を振るいます。やっと捕まえたのは・・
「オタマジャクシ!」
恵人くんは、
「カニ捕まえた!」と叫びます。
網の中には、本当だ、カニがいる。

木の枝を竿にして釣りにも挑戦!魚が釣れるといいなあ〜。でも、なかなか釣れません。
この日は、川遊びのワークショップも開かれていて、参加者は、たくさんの獲物をゲットしています。カニ、エビ、アメンボ、中には大物のハエ(ハヤ)も。
残念ながら結人くんも、恵人くんも収穫なし。こんなこともあります。
1歳の夏帆ちゃんは、おじいちゃんと一緒に川に足をつけて大喜びです。

恵人くんは、寺井さんの指導で水鉄砲も楽しみました。
ジュバッ、ジュバッと飛び散る水がおもしろいね!
みんなが川遊びを満喫したところ、
「それじゃ、とっておきの場所に案内しましょうか?」
寺井さんが連れて行ってくれたのは、小さな滝があるオシドリ淵。ここの水はまたキレイ!
「ここも泳げるんだよ」
寺井さんの言葉に乗せられて結人くんが水の中に入ったものの、
「冷たい!」
泳ぐにはちょっと冷たいね。でも笑顔いっぱいです。

渓流から移動して、福田さん一家が向かったのは、「森のつり橋」。
88メートルの長さのつり橋は、眺めが素敵!しかも風が気持ちいい〜。

「ながさき県民の森は、まだまだ知らないところがあるんですね」とお母さんがいいます。
そうなんです。いろんな楽しみ方がある「ながさき県民の森」。木工体験、天体観測、バードウォッチングなど、イベントもオールシーズン行われていますので、ホームページをチェックしてみてください。

インフォメーション
スポット名 ながさき県民の森
TEL 0959-24-0181(ながさき県民の森管理事務所)
住所 〒851-2421 長崎県長崎市神浦北大中尾町693-2
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 あり
営業時間 9:00〜17:00
定休日
対象年齢 全年齢
料金
アクセス 佐世保駅から車で約1時間10分、長崎駅から車で約1時間
公式サイト http://kenminnomori.sakura.ne.jp/index.php

掲載日: 2019/09/11
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

※スタンプ獲得場所は、ながさき県民の森管理事務所周辺になります。

鯨賓館ミュージアム

長崎県南松浦郡新上五島町

鯨賓館ミュージアムのイメージ

2004年に完成した有川港ターミナルには、鯨の博物館「鯨賓館ミュージアム」やコンサートなどのイベントが開催される「鯨賓館ホール」が併設されています。新上五島町は昔捕鯨業が盛んな所でした。ミュージアムには、捕鯨業の歴史資料や捕鯨に使われた道具などが展示されています。また10分の1に縮小された鯨の模型やセミクジラのひげなども見ることができます。
有川港ターミナルでもう一つ見逃せないのが「佐田の山」の銅像です。佐田の山は有川地区出身で1960年代に活躍した元横綱です。鯨賓館ミュージアムでは、佐田の山が獲得したトロフィーや関連の品も紹介されています。

画像:©長崎県観光連盟

掲載日: 2020/07/27
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

はまぐりデッキ

長崎県南松浦郡新上五島町

はまぐりデッキのイメージ

長崎や佐世保から高速船・フェリーで最短100分。豊かな自然と海の幸、そして世界文化遺産にも認定された教会群など、家族みんなで楽しめるポイントが盛りだくさんの新上五島町。夏に訪れるなら、やっぱり海で楽しみたいですよね!透明度が高く美しい新上五島町の海を体感できる、マリンアクティビティに挑戦してみませんか。

どこまでも続きそうな白い砂浜と遠浅のビーチが人気の、蛤浜海水浴場。その素晴らしいロケーションをぜいたくに満喫できる「はまぐりデッキ」では、数々のマリンアクティビティを提供しています。中でもイチオシなのが「クリアシーカヤック」。透明のカヤックに乗って海へ出れば、まるで浮いているかのような不思議な感覚。透き通った海、白い砂浜がそろった蛤浜だからこその特別な体験です。クリアシーカヤックの他にもSUPやビーチヨガ、レンタサイクルなど様々なアクティビティがあるので、家族それぞれが、自分の体験してみたいものを選ぶのも楽しいですね。

「はまぐりデッキ」にはカフェもあります。よくある海の家のメニューとは一味違う、ここでしか食べられないこだわりのフードとドリンクを海の音を聴きながらいただけて、心もお腹も大満足です。

スパイスを一から調合した自慢のカレーや、チーズがビヨーンと伸びる一番人気のふわふわドッグは小腹が空いたときにぴったりのメニュー。かき氷やソフトクリーム、大人はビールで夏を満喫!ドリンクメニューも充実しています。

新メニューのすりみバーガーには地元で作られた新鮮なすり身が使われていて、そのプリッとした食感とマフィンのもっちり感、レタスのシャキシャキ感がたまりません。アクセントのバジルソースがきいて、食事にもおつまみにもピッタリですよ!

海でたっぷり遊んだら、夜はのんびり星空を眺めませんか。新上五島町には星空を楽しむツアーがたくさんありますが、山の静寂に包まれる、プライベート感覚のキャンプ場もお勧めです。

蛤浜から車で約25分。ローカルオートキャンプ場「エノハマキャラバン」では、海を見下ろす絶景と、夜になると広がる満点の星空が、非日常の癒しを与えてくれます。宿泊はグランピングテント、コンテナ、テントサイル(宙に浮くテント)などがあり、子どもも喜びそうです。詳しい問い合わせははまぐりデッキまで。

海、山、アクティビティにグルメ、家族みんなで思いっきり楽しめるはまぐりデッキ。美しい海から始まる、非日常の体験が待っています。新上五島を訪れるなら、ぜひチェックしてみてください。

インフォメーション
スポット名 はまぐりデッキ
TEL 0959-43-0510
住所 〒857-4211 長崎県南松浦郡新上五島町有川郷2460-1
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 あり(10台)
営業時間 10時~17時(4月頃~10月)、11時~17時(11月~4月頃)
※金・土・祝前日は21時まで
定休日 火曜日(ゴールデンウィーク、シルバーウィーク、ハイシーズン 7〜9月は不定休)
対象年齢 全年齢
料金 シーカヤック 30分1,000円 / 人
SUP 1時間1,500円 / 人
レンタサイクル 1時間800円 1日最大3,000円
BBQ(食材持込み) 1,000円(炭、タレ付) / 人
BBQ(スタンバイ)材料代 ご予算に応じます
一棟貸し一軒家(れんげ荘)もあり 1泊18,000円(3名分)〜
アクセス 有川港から車で約5分、鯛の浦港から車で約10分
公式サイト http://h-deck.jp/

画像:©はまぐりデッキ

掲載日: 2020/07/22
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

頭ヶ島天主堂

長崎県南松浦郡

頭ヶ島天主堂のイメージ

頭ヶ島天主堂(かしらがしまてんしゅどう)は、五島列島の北部頭ヶ島にある全国でも珍しい石造りの教会堂です。教会の後ろにある高台をドライブすると、眼下に頭ヶ島天主堂と白浜集落が、そして海の向こうにロクロ島が見えます。頭ヶ島では、1軒の家をのぞき、すべての家庭がキリシタンだったと言われています。明治時代に「五島崩れ」という潜伏キリシタンの迫害が起きたときに、こうした信者たちは牢から逃げ出して島を離れましたが、迫害が終わると島に戻りこの天主堂を建てました。1917年のことです。この天主堂がある頭ヶ島集落は世界遺産の構成資産に登録されています。

画像:©長崎県観光連盟

掲載日: 2020/04/03
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

ふるさと館

長崎県五島市

ふるさと館のイメージ

今回の冒険は、「長崎しま旅 わくわく乗船券」を利用して五島へ。
「長崎しま旅 わくわく乗船券は、本土と離島を結ぶ乗船券と体験チケットがセットになった、とってもお得なチケット!しまの旅が何倍も楽しくなりますよ!*
冒険家族、濱口さん親子は初めての五島とあって、ウキウキワクワク!
長崎港からジェットフォイルで約1時間30分、五島に到着です。

*「長崎しま旅 わくわく乗船券」
長崎県の島(五島列島・壱岐・対馬)への往復乗船券に、現地での体験メニューに利用できるクーポンが付いたお得な企画乗船券です。
○対象エリア:五島市・新上五島町・小値賀町・佐世保市宇久町・壱岐市・対馬市
○販売期間:2020年4月1日(水)~2021年2月28日(日)まで
○販売場所:対象航路・各乗船券販売窓口(長崎・佐世保・博多・唐津東)
https://www.nagasaki-tabinet.com/islands/article/wakuwaku_coupon

濱口さん親子が向かったのは、「福江武家屋敷通りふるさと館」。ここでは五島ならではの体験ができます。
まずは、五島の貝殻を使った「フォトフレーム作り体験」に挑戦。
目の前には、色も形も様々な貝殻が用意してあります。
「貝殻を選んだら、どんな仕上げにするか一旦並べてイメージしてから貼り付けたらいいと思います」と五島市観光協会の岩田真人さん。
それじゃ、みんなで貝殻を選ぼう!

お母さんはフォトフレームを横置きに、晏奈ちゃんと祐章くんは縦置きにするようです。
貝殻を一旦フレームに置いて、イメージができたら1個1個、接着剤を使って貝殻を貼り付けます。
晏奈ちゃんは、1個大きな巻き貝を使いたかったのですが、何度やっても接着面が狭いためうまくくっつきません。お母さんのアドバイスもあって他の貝を使って完成!祐章くんもお母さんが手伝ってたくさんの貝を貼り付けました。
みんな素敵なフォトフレーム、できたね。
次の体験は、バラモン凧の絵付け体験です。
「バラモン凧のバラモンは、五島の方言“ばらか”に由来し、『荒々しく向こう見ず』とか『活発で元気がいい』と言う意味で用いられています」と岩田さん。
絵柄は鬼が真正面から兜をくわえ込んだ姿で、結構複雑です。

絵付けの見本を参考にカラーペンで色付けします。
最初、簡単に思っていた色付け作業も、なかなか大変!
絵柄が細かいのと、格好よく仕上げようとすると丁寧に塗らないといけないので時間がかかります。1時間かけて大体終了。もう少しがんばりたいところは、家に帰ってから塗ることに。
絵付け体験したバラモン凧は、飾り用で揚げることはできません。
晏奈ちゃんと祐章くんがガッカリしていると、岩田さんが鬼岳に行くことを勧めてくれました。
鬼岳には何があるんだろう?
五島のシンボル鬼岳に着いた濱口さん親子に「ブーン、ブーン」と言う不思議な音が聴こえてきました。
「アッ!」と祐章くんが声を上げ、指差します。
その先には大きなバラモン凧が!

五島バラモン凧揚げ振興会の皆さんがサプライズで、バラモン凧を揚げてくれました。
「五島ではおじいさんが男の子の初節句にバラモン凧を贈る風習があるんですよ」と会長の川口進さん。
それにしても大きなバラモン凧!縦が1.2メートルあるそうです。
せっかくだから、晏奈ちゃんと祐章くんも参加してみよう!
振興会の皆さんが揚げたバラモン凧の糸を晏奈ちゃんと祐章くんが引っ張ります。
風に持っていかれそうになるのを必死で耐えます。
大きな凧と独特なブーン、ブーンと唸る音!お母さんが「スゴイね〜!」と声をかけると、祐章くんがうなずきます。
凧だけではなく、鯉のぼりも揚げられ、集まっていた観光客の皆さんも喜んでいます。

鬼岳では、春の「こども自然公園大会・バラモン凧揚げ大会」など、年に数回凧揚げ大会が開かれているそうです。
「五島にはお店などにも大きな凧があるんですけど、ほとんどが観賞用なんです。それを実際に揚げられるよう今、頑張っています」と川口さん。
厄を払う縁起物、バラモン凧がいろんな物を吹き飛ばして、元気にしてくれるといいですね。

インフォメーション
スポット名 福江武家屋敷通りふるさと館
TEL 0959-72-2083
住所 〒853-0017 長崎県五島市武家屋敷2丁目1番20号
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 あり
営業時間 8:30〜18:00(7〜8月以外 8:30〜17:00)
定休日 月曜日(7〜10月無休)
12月29日〜1月3日
対象年齢 全年齢
料金 バラモン凧絵付け体験 2,000円
フォトフレーム作り体験 1,000円
アクセス 福江港から車で約15分
公式サイト https://www.gotokanko.jp/contents/sightseeing/detail.php?id=87
https://www.nagasaki-tabinet.com/islands/experience/64608
https://www.nagasaki-tabinet.com/islands/experience/64611

掲載日: 2020/08/19
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

※ふるさと館と山本二三美術館のSpot同士が近接のため、スタンプが同時に獲得される可能性があります。

小さな村

長崎県五島市

小さな村のイメージ

今回の冒険は、「長崎しま旅 わくわく乗船券」を利用して「石窯ピザ焼き体験」を楽しみます。
「長崎しま旅 わくわく乗船券」は、本土と離島を結ぶ乗船券と体験チケットがセットになった、とってもお得なチケット!しまの旅が何倍も楽しくなりますよ!*
若菜さん親子がやってきたのは、上大津町の「小さな村」。物語に出てきそうな不思議な雰囲気のピザ小屋の前で待っていたのは、庄司恵美子さんです。
「今日はおいしい石窯ピザを作ってくださいね」
ピザ小屋の中には、手作りの石窯があり、熱気が漂っています。
石窯ピザを一度食べるとその味が忘れられないといいますが、本当でしょうか?

*「長崎しま旅 わくわく乗船券」
長崎県の島(五島列島・壱岐・対馬)への往復乗船券に、現地での体験メニューに利用できるクーポンが付いたお得な企画乗船券です。
○対象エリア:五島市・新上五島町・小値賀町・佐世保市宇久町・壱岐市・対馬市
○販売期間:2020年4月1日(水)~2021年2月28日(日)まで
○販売場所:対象航路・各乗船券販売窓口(長崎・佐世保・博多・唐津東)
https://www.nagasaki-tabinet.com/islands/article/wakuwaku_coupon

まず竜与くんがトッピング用のピーマン、オクラ、ナスを洗い、カットします。
意外と上手だね。
次にテーブルに打ち粉を打ち、手にも打ち粉をたっぷりつけます。
「生地は発酵に時間がかかるので、今日は私が用意した生地を使いますね」
庄司さんが発酵させた生地をテーブルの上に置きます。
「生地を伸ばしましょう。力を入れて前に押したら、生地が反発してダメなんです。上から押すようにして丸く伸ばします」
庄司さんの言う通り、ギュッ、ギュッと上から押すようにして丸く伸ばします。

「伸ばしたら縁に山を作りましょう」
指で生地の外周を盛り上げていきます。
山ができたら特製ピザソースを生地の真ん中に塗ります。
「たっぷり塗っていいですからね」
スプーンを使って塗っていると、「竜与くん、畑にバジルがあるから、採りに行こうか?」と庄司さん。
竜与くんは、庄司さんと一緒に裏の畑に出かけます。
「この辺を切ってね」
庄司さんに言われた所にハサミを入れて、カットします。
バジルはさわやかな香りがピザにピッタリなんですよね。

ピザ小屋に戻ったら、トッピングにかかります。
「先にチーズをたっぷり載せた方が美味しいけど、好みで!」と庄司さん。
竜与くんはチーズとベーコン、トウモロコシ、野菜など、いろんなものを載せます。
お父さん、お母さんもそれぞれトッピングが終了。
さあ、石窯の中に入れよう!
「石窯の中は400度から480度あります。熱いので気をつけてくださいね」
まずお父さんからチャレンジ!
竜与くんが採ってくれたバジルを乗せたピザをピザスコップに置いて、石窯の中に入れます。
「火に近いところが膨らんでいるのがわかりますか?頃合いを見て少しずつ回転させましょう」
お父さんは真剣な表情で、焼け具合を見てスコップを動かしてピザを回転させます。
「オッ、初めてにしては上手ですね」と庄司さんから褒められました。

焼き上がったら石窯の外へ。
おいしそうなピザのできあがりです。
「竜与くんもやってみる?」
やけどしないよう手袋をつけ、スコップを使ってピザを石窯の中へ。
しばらく焼いていましたが、「熱い!」と顔をそむけます。
「お子さんはどうしても身長の関係で顔に熱が当たるからね。でも、よく頑張ったわよ」と庄司さんが交代し、ピザを焼き上げてくれました。
お母さんもピザ焼きを体験し、3つのピサが焼きあがりました。
「いただきます!」
外側はカリッ!内側はチーズがトロリ!さらにトッピングが絡み合います。
「オイシイ!」
高温で焼き上げる石窯だからこそできるおいしさを堪能した若菜さん親子、本当に一度食べたら忘れられない味になったようです。

インフォメーション
スポット名 小さな村
TEL 070-5692-2947
住所 〒853-0013 長崎県五島市上大津町1211-2
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 あり
営業時間 10:00〜定休日なし
対象年齢 全年齢
料金 ●1名 2,500円
アクセス 福江港から車で約10分
公式サイト https://goto.nagasaki-tabinet.com/tour/?action=view&id=110
https://www.nagasaki-tabinet.com/islands/experience/64607

掲載日: 2020/10/21
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

鬼岳

長崎県五島市

鬼岳のイメージ

五島の福江島(ふくえじま)は五島列島の主要な島の中で一番南にある島です。面積も五島列島の中では最大。この島には、福江島のシンボルにもなっている鬼岳があり、近くには溶岩海岸や海水浴場があります。今度の夏休みには福江島に出かけ、山に登ったり海で磯遊びや海水浴を楽しんだりするのはどうでしょう。

標高315メートルの鬼岳は、なだらかな流線型を描く頂上が特徴的な火山です。山全体が芝生に覆われているのでどこかやさしい感じがします。それなのに「鬼岳」とは?ちょっとイメージが合わないかもしれませんね。鬼岳には展望ポイントがありますから、歩いてそこまで登りましょう。福江の町や新上五島町までが見渡せます。山の斜面にはオニユリやリンドウなどのいろいろな植物も生育していて、季節になると美しい色が目を楽しませてくれます。

鬼岳には「鬼岳天文台」があります。離島に天文台?と思うかもしれませんね。でも車や工場の少ない離島だからこそ空気が澄み切っていて、星が良く観察できるということで建てられたそうです。天文台の建物内の観測室には、口径60センチのニュートン式反射望遠鏡が設置されています。その他、100インチの大型スクリーンがあり星座のビデオを放映しています。日本の西側に位置するため、この天文台からは、関東や関西地方では見ることのできない星座を見ることもできます。

画像:©長崎県観光連盟

掲載日: 2020/06/19
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

山本二三美術館

長崎県五島市

山本二三美術館のイメージ

山本二三(やまもとにぞう)氏は、五島市出身のアニメーション映画の美術家です。「天空の城ラピュタ」「火垂るの墓」「もののけ姫」などたくさんのアニメーション制作において、美術監督を務めてきました。その山本二三氏の作品を展覧するために作られたのが「山本二三美術館」です。
五島観光歴史料館から南へ約500メートルほど行った所にあるこの美術館は、福江町の武家屋敷「松園邸」を改築してオープンしたものです。
館内は、松園邸の武家屋敷の雰囲気を残すために屏風型のパネルを使っています。また、山本氏のアトリエも再現され、モニターには実際に絵を描いている氏の様子が映し出されています。その他「空と雲の部屋」では、部屋の壁一面に山本二三氏が描いた空と雲の絵が貼られていて、雲をモチーフにしたソファーに座って短編アニメを見ることができます。

©五島市

掲載日: 2020/08/21
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

※スタンプを獲得して、スポットツアーの画面(ツアーガイド)を見せると、特典として来場人数に関係なく団体割引の金額(大人480円 子供320円)で入場可能になります。

真鳥餅店

長崎県五島市

真鳥餅店のイメージ

五島市の名産品といえば、誰もが思い浮かべるのがかんころ餅。
長崎市から五島市へやってきた川辺さん親子が、かんころ餅作りの体験ができるお店を探したところ、ありました!真鳥餅店です。
真鳥餅店の工場があるのは、三尾野町。2018年5月にできたばかりとあって、きれいな工場には、体験室があり、かんころ餅作りが体験できるようになっています。
川辺さん親子を迎えてくれたのは、眞鳥紅美子さん、工場長の谷口吉信さん、チーフの泉美都歩さんです。
体験室の中で、眞鳥さんが見せてくれたのが、茹かんころ。五島でできるさつまいもを薄く輪切りにし、茹でて乾燥させたものです。

かんころ餅は茹かんころと餅米を蒸して搗いて作ります。
「茹かんころと餅が蒸しあがったよ」と工場長。
見るとホカホカの蒸しあがった餅とかんころが蒸し袋の中にあります。
「このまま食べてもおいしそうね?」とお母さん。
そうなんです。でももっとおいしくするために約5分、機械にかけて搗きあげます。
工場長が機械を止めて蓋を開けると、中にはネットリしたかんころ餅ができています。

工場長とチーフが計量と成形のお手本を見せます。
真鳥餅店の板状の商品1本の重量は約200グラムです。工場長が機械の容器の中から片手で掬った塊を丸めて計量、そしてテーブルの上に置きます。すると素早くチーフが片手でコロコロと伸ばしてアッと言う間に板状に。最後に容器に入れて最終の形にします。
さすが、というしかない速さです。
「かんころ餅は、手早くやらないとベタベタしてきます。だからスピートが大事ですね」と工場長。
さあ、颯真くん、まずは成形をやってみよう。
工場長が丸めて計量したかんころ餅を受け取ると、片手でコロコロ転がし、球から板状に。その手つきが意外とさまになっています。
「オッ、上手だわ」と眞鳥さん。褒められちゃいました。
最後は容器に入れてきれいな形にしてOK!

何本か作って並べるとまるで商品のような出来栄え。でもちょっと割れているのがあるような・・。
成形の次は、
「今度は計量をやってみる?」
工場長に聞かれた颯真くん、もちろん、やるよね!
工場長が1本の重さは約200グラムといっていましたが、お手本の重さは、計量するとズバリ200グラム!スゴイなあ。

颯真くんが、丸めて計りますが、1回目、300グラム、ダメ!2回目230グラム、ダメ!3回目、まだ多いよ!
そのうち、手がベタベタになってきました。
「ホラ、時間が経つとベタベタしてくるよ」と工場長。
颯真くんは、やっと5回目で規定の重量に達しました。
計量がOKになったらお母さんがコロコロ転がして成形。親子のコンビネーションで完成です。
せっかくだから試食させてもらいましょう。お姉ちゃんが試食用に一口大のかんころ餅を作ります。
できたてのかんころ餅の味は?
「うまし!」と颯真くん。お母さん、お姉ちゃんも「うまし!」と笑顔です。
まさに、ご当地(五島地)ならではのかんころ餅作り体験でした。
作ったかんころ餅はお持ち帰りできるのも嬉しいですね。
真鳥餅店の皆さん、ありがとうございました!

インフォメーション
スポット名 真鳥餅店
TEL 0959-72-2588(本社工場)
住所 〒853-0014 長崎県五島市三尾野町1160-4(本社工場)
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 あり
営業時間 9:00〜18:00
定休日 毎週木曜日
対象年齢 体験要予約
全年齢(要相談)
料金 【かんころ餅作り体験】
大人1名  2,000円
子ども1名 1,000円
集合時間 ①9:00 ②11:00
アクセス 福江港から車で約11分
公式サイト https://yokamochi.com/

掲載日: 2019/07/31
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

※スタンプを獲得して、スポットツアーの画面(ツアーガイド)を見せると特典として、かんころ餅作り体験をしてくれた方にお土産をプレゼントします。

さとうのしお

長崎県五島市

さとうのしおのイメージ

長崎市から五島へやってきた川辺さん親子が向かったのは、福江島北東部の戸岐町半泊。「半泊」という地名は、江戸時代、キリシタン弾圧を逃れてやってきた人たちが土地が狭いため、半数だけとどまったことが由来だそうです。
撮影当日は雨模様でしたが、それでも半泊湾の海の青さに感動!このきれいな海水を利用して塩を手作りしているのが、「さとうのしお」です。
迎えてくれたのは、佐藤洋夫さん。退職後、13年前にこの地に移り住み、試行錯誤しながら塩作りを始めたそうです。
「簡単に言えば、海から汲み上げた海水をひたすら煮詰めれば塩ができるわけですが・・」
もちろん、簡単に作れるわけではないですよね。
それでは、塩作りを見せてもらいましょう。

レンガ造りの釜がある建物へ案内してくれた佐藤さん。
「ここで釜に火を入れます。とにかく塩を焚き上げるためには大量の木材が必要になります。この木材確保が重要ですね」
なるほど。始めた当初は木材を集めるのが一苦労だったそうです。また、ただ集めるだけでなく、燃やす炉に入るように切断したり、割ったりする作業が必要です。
「それじゃ、中に入りましょうか?」
扉を開けて入ると登り窯のように作れられた3段の釜があります。
「オーッ!」
大きな3段の釜を前に、思わず、川辺さん親子が声をあげます。
半泊湾の海水をポンプを使って貯水タンクに汲み上げ、3段の釜に海水を入れてひたすら煮詰めるのですが、ナント3日間かけるそうです。塩分濃度が17.5度になった段階で別の容器に移し、一晩かけて不純物を沈殿させた濃縮海水をまた釜に戻します。再度、加熱すると徐々に塩が結晶化します。
川辺さん親子が見ているのはこの段階です。
佐藤さんが掬い用のザルを海水の中に入れて、白い塩の結晶を掬(すく)い上げます。
「オーッ!キレイ!」とまた、声があがります。

「掬ってみる?」
颯真くんが、トップバッターで挑戦。片手で海水の中に掬い用のザルを入れて、上げようとすると・・
「めっちゃ、重い!」
どうやら海水を含んでいるので相当重いようです。
やっとのことで掬い上げたら別のザルに入れます。
お姉ちゃんとお母さんも初めての塩掬いを体験。こんな大量の塩を見たのは初めてとあって、興奮気味です。

ザルにあげた塩の結晶をジッと見ていた颯真くん、
「結晶がデカイ!」と初めて見る手作り塩の結晶に驚いています。
塩作りはこの後、水分を切ってパレットに移し、1日から〜3日かけて天日干しで自然乾燥させます。
乾いたら異物などを取り除き、パッケージング。海水から塩を作るのに大変な時間がかかっているのがわかります。
釜に火を入れるというので、颯真くんもお手伝い。材木を釜まで運び、紙に火をつけ木が良く燃えるようにします。
火は絶やしたらダメだからね。塩作りの大変さが少しはわかったかな?

佐藤さんが、おにぎり、それと、お刺身、魚の塩焼きを用意してくれました。
「おにぎりには塩が付いているけど、足りなければちょっとつけて。お刺身も普通は醤油だけど、塩で食べてもおいしいよ」
颯真くんは、おにぎりに塩をつけていただきます。
「普通の塩となんだか違う!でも、おいしい!」と驚いています。
市販の塩とはなんだか違うおいしさ−しいていえば優しい味わいとでもいうのでしょうか。
お母さん、お姉ちゃんも、お刺身と塩焼きに舌鼓!
「さとうのしお」は、ネット販売か直接、半泊まで来た方でないと手に入らないそうです。
佐藤さんは、美しい半泊湾の海を眺め、ゆったりした時間が過ごせるよう「コッテージ・スモーキィ」も経営されていて、宿泊しながらの塩作り体験などもできます。

ところで今回の体験料金は、『長崎しま旅 わくわく乗船券』*でお支払い。
『長崎しま旅 わくわく乗船券』は、往復乗船券に島で楽しめる体験クーポンがセットになったお得なチケット。
運賃にプラス100円するだけで、お得な観光体験クーポンがついてきます。体験メニューはおよそ120種類!五島列島や壱岐、対馬を6つのエリアに分けて、それぞれオリジナルの体験メニューがあるんですよ。
島の自然を満喫するツアーや、伝統工芸を作る体験、しまの味覚を楽しむプラン等、「長崎のしま」でしかできない貴重な体験を選ぶことが出来ます。
ぜひ、利用してください。

*『長崎しま旅わくわく乗船券』https://www.nagasaki-tabinet.com/feature/coupon/top/
*販売期間2019年4月25日~2020年2月29日

インフォメーション
スポット名 さとうのしお
TEL 0959-73-0383
住所 〒853-0054 長崎県五島市戸岐町1224番地
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 あり
営業時間 体験時間 9:00〜17:00
定休日 不定期
要予約 前日の午前中までにお申し込みください。
対象年齢 全年齢(要相談)
1名よりOK(他のグループと一緒になる場合があります)
料金 【塩作り体験】
大人 1,500円
子ども(小学生以下) 1,000円
塩作り体験、昼食、休憩時のスナック、飲み物(コーヒー、紅茶)
作業用具の貸与(長靴、手袋、帽子、マスクほか)
お土産としての塩(市場価格で約1,000円相当)
アクセス 福江港から車で約30分
公式サイト http://satonoshio.web.fc2.com/taiken.html

掲載日: 2019/07/24
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

岳の辻展望台

長崎県壱岐市

岳の辻展望台のイメージ

岳ノ辻(たけのつじ)展望台は、標高212.8メートルの壱岐で一番高い山「岳ノ辻」の山頂に作られた展望台です。郷ノ浦港から車で東に10分ほど行った所にあります。展望台では360度のパノラマが楽しめ、壱岐島全体と島の周辺にある原島や長島などの小島が見渡せます。

岳ノ辻は、今では観光スポットになっていますが、昔は国防の監視スポットとして使われていました。そのため山頂には「のろし台」が置かれていたんですよ。こののろし台、現在復元されて見ることができます。また、東西に長く伸びたこのエリアの東側には「岳ノ辻遠見番所」の跡があり、西側には「岳ノ辻園地西側展望デッキ」があります。岳ノ辻には毎年元日に初日の出を拝む人がたくさん訪れます。

画像:©長崎県観光連盟

掲載日: 2019/09/30
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

一支国博物館

長崎県壱岐市

一支国博物館のイメージ

白い壁の建物に、緑の天然芝が植えられた波状の屋根。ちょっと風変わりなこの建物は2010年、壱岐の芦辺町に開館した「一支国博物館」です。「一支国(いきこく)」というのは壱岐の昔の名称。そう、壱岐は昔、一つの国としてみなされていたんです。一支国は中国で書かれた日本についての歴史書「魏志倭人伝」の中にも出てきます。この書物が作られたのは西暦280年~297年の間ですから、壱岐には、今からもう1700年以上も前、つまり弥生時代にすでに人が住んでいたことになりますね。この博物館には、出土によって見つかった当時の遺物を初め、江戸時代に至るまでの時代毎の資料が全部で2000点所蔵・展示されています。そのうち実物大で展示されているものは、100点。例えば日本本土や朝鮮半島との間を行き来していた実物大の船など、当時の様子が実感できます。

画像:©長崎県観光連盟

掲載日: 2019/10/03
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

壱岐イルカパーク&リゾート

長崎県壱岐市

壱岐イルカパーク&リゾートのイメージ

壱岐の島の北端にある「壱岐イルカパーク&リゾート」。リニューアルから2年を迎え、イルカと触れ合えるアクティビティはもちろん、人気のキャンプやBBQ(バーベキュー)など、大自然を楽しめるプログラムを充実させています。
イルカと触れ合える!一緒に泳げる!というだけでワクワクしてしまいますね。うまく泳げるかな、イルカって触るとどんな感じなんだろう、何を食べるんだろう・・・イルカパークの井上美咲さんに案内してもらいましょう!

イルカパークには現在、5頭のイルカがいて、勝本町の静かな入り江で暮らしています。5頭にはそれぞれ名前がついていて、最年長の「あずき(メス・推定25歳)」は全体が黒っぽくがっしりした体つき。おっとりして動きもゆっくり。ほかのイルカとも仲良く、社交性がとても高いんですって。
イルカの社交性!?そう!人間にも背が大きい人や優しい性格、スポーツがうまい、など違いがあるように、イルカにも「個性」があるそうです。
その「あずき」とは違って、「はじめ(オス・推定7歳)」は好奇心旺盛で、いたずら好き。推定7歳は人間で言うと、中高生の思春期のころだとか。
壱岐の青い空から名付けられた「スカイ(オス・15歳)」は怖いもの知らずで、みんなのリーダー的存在です。身体は白っぽく、触られるのが好きなんだそう。案内をしてくれた井上さんによると、イルカは弾力のある触り心地で、触られると目を細めて気持ち良さそうな表情をするイルカもいるとか。
そして、「みらい(メス・推定15歳)」は、マイペースで前向きな性格。口先から頭にかけての白いラインが特徴です。新入りの「JB(メス・推定15歳)」は目が大きくキリっとしていて、カッコイイ!イルカたちの魅力を教えてくれた井上さんは「イルカパークに来てくれたばかりなので、これからみんなと仲良くなるのが楽しみな一頭」と話していました。
ぜひ、名前と特徴を覚えてみてね。

イルカパークでは、イルカと触れ合える12種類ものアクティビティが用意されています。このうち、一番人気は「イルカにごはん」。イルカは、1日に7回、サンマやニシン、シシャモなどをエサとして食べています。その時間以外にも、1日4回、来場者がイルカに「ごはん」をあげられるようになっています。入り江に浮かぶデッキから、イルカの口元に魚を「はいっ!」とあげるといいそう。食べてくれたときは感動しそうですねー。対象年齢は3歳からで、参加費は1000円です。

そして、もっとイルカに近づいてみたい!という人には「ステップタッチ」がオススメです。洋服が濡れないように胸元まで防水のオーバーオールを履いたら、デッキから1段下に設けられた海中のステップに一歩。イルカに触ってみたり、イルカパークのトレーナーたちがイルカのトレーニングをする様子を間近で見ることができます。こちらは一人で歩けること、が条件で、なんと!2歳の子どもも挑戦したことがある魅力あるアクティビティなんだとか。参加費は約30分間で5000円です。

さらに!もっともっとイルカと一緒に過ごしてみたい、という人には、イルカと一緒に海を泳ぐ「Dolphin Encounter(ドルフィン・エンカウンター)」はいかがでしょうか。ウエットスーツやライフジャケットを借りて、シュノーケルを持って海にGO!イルカと一緒に気持ちよく泳いだり、ぼんやりと波間を漂ったり・・・イルカと一緒に遊ぶ、という忘れられない体験をすることができるアクティビティです。

イルカと触れ合うアクティビティのほか、イルカパークでは壱岐の豊かな大自然を楽しめるプログラムも盛り沢山。磯遊びやカヤック、サイクリングにキャンプにBBQ(バーベキュー)!島の自然の美しさと壮大さをゆーったりと流れる時間の中で楽しめそうです。
特に、気になるのが1日1組限定の「Dolphin Park Camp(ドルフィン・パーク・キャンプ)」。イルカたちが暮らす入り江のすぐそばにテントを張り、地元産の食材でBBQと満点の星空を楽しんだ後・・・しーんと静まりかえった入り江から不思議な音が聞こえてくるそうです。それは、イルカの「呼吸音」。海を泳ぐイルカですが、人間と同じように肺で呼吸するため、時々、海面に出てきて息を吸うのだとか。あまりに静かなものだから、その呼吸音が聞こえるそうで・・・これはいったい、どんな音がするのか?一度は聞いてみたいところです。

壱岐イルカパーク&リゾートへは、郷ノ浦港や芦辺港から車で20分~30分。ドライブも楽しみながら、この夏、イルカとの特別な体験を求めて、ぜひ、行ってみたいものです。

インフォメーション
スポット名 壱岐イルカパーク&リゾート
TEL 0920-42-0759住所壱岐市勝本町東触2668番地3
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 あり・無料
営業時間 9時30分〜17時30分
定休日 無休
対象年齢 全年齢
料金 大人1,000円 / 中学生以下500円 / 島内の方無料(島民カード提示)
→2021年4月より料金改定

アクティビティの料金はホームページでご確認ください
アクセス 【壱岐まで】
長崎空港から飛行機 約30分
博多港から高速船 約70分
フェリー 約140分

【壱岐イルカパーク&リゾートまで】
郷ノ浦郷港から車で約30分
芦辺港から車で約20分
壱岐空港から車で約30分
公式サイト 壱岐イルカパーク&リゾート|どこにいても、イルカとともに!
https://ikiparks.com/

画像:©長崎県観光連盟

掲載日: 2021/06/24
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

※スタンプを獲得して、スポットツアーの画面(ツアーガイド)を見せると特典として入場料10%オフになります。

体験であい塾匠

長崎県対馬市

体験であい塾匠のイメージ

おいしい「そば」を自分で作ってみませんか?粉からそばの麺を作ることを「そば打ち」と言いますが、対馬では地元産の「対州(たいしゅう)そば」の「そば打ち体験」ができるんです。
お話をお伺いしたのは、2000年4月にオープンした「体験であい塾匠」の幾度(きど)さおり店長。観光客など年間1万人以上が訪れ、そば打ち体験を楽しんでいる施設です(2000年度は1万1327人が来店)。
そば粉に、水を加えてこね、それを麺棒で薄く延ばして細く切る―作り方はとてもシンプル。しかし、つなぎを使わず・そば粉100パーセント、いわゆる「十割そば」は、そば本来のおいしさを味わえるのが魅力である一方で、こねてまとめるのは一苦労。そこで、そば打ち体験ではつなぎを少し加えて「九割そば」を作ります。お店の人たちにコツを教わりながら、親子でそば打ちに挑戦してみましょう。幾度店長いわく、難しいのは最初に水を加えて混ぜる「水回し」と「こね」。できあがったそばは、その場で茹でて、いただきます。自分で打ったそばの味は格別のはず!

対馬は朝鮮半島や中国大陸が近く、縄文時代後期(4000~3000年前)に大陸から最も早くそばの原種に近い品種が伝わったといわれています。冠婚葬祭や地域の祭りの際には各家庭でそばを作り、地元産の食材とともに食べられてきたとのことで、2018年には地域の伝統的な農産物ブランドを守るため農林水産省が進める「地理的表示(GI)保護制度」に登録されました。
現在も対馬市で栽培されている対州そばは、そば独特の風味があり、旨いのはもちろん、そばの原種が持つ「苦味」を感じられるのが特徴です。信州そば・戸隠そば(長野県)や出雲そば(島根県)、岩手県のわんこそばと比べると、全国的な知名度はまだまだ低いのですが、そば固有の風味、そして島でしか食べられないそばとして全国各地にファンがいるようです。
体験であい塾匠でも、去年(2020年)、通信販売で1800食が売れ、中には「そば粉を送ってください」「(粉を挽く前の)むきみでお願いします」と、おうちでのそば打ちを思わせる注文もあったそうです。そば打ち体験で作り方を覚えて、自宅で作ってみるのも楽しそうですね。

対馬の特産品は対州そばだけではありません!そばつゆや具に使う「しいたけ」も名産で、長崎県内の生産量の99パーセントが対馬産です。郷土料理「いりやきそば」は、地鶏や魚、そして野菜を入れた対馬独特のメニューですが、このシメはなんと言っても対州そば。対馬島内の飲食店で食べることができますので、そば打ち体験と合わせて、ぜひ、味わってみてください。

インフォメーション
スポット名 体験であい塾 匠
TEL 0920-56-0118
住所 対馬市厳原町下原82-12
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 無料(20台、大型バスも3台駐車可能)
営業時間 10時~(要予約)
定休日なし(お盆、年末年始、春と秋の彼岸は休みです)
対象年齢 小学生から(幼児でも体験できますのでご相談ください)
料金 そば打ち体験:1回4000円(1~4人まで、所要時間1時間ほど)
*3日前までに予約電話が必要
アクセス 厳原港から車で約20分
公式サイト 対州そば匠|長崎・対馬のお食事処|十割そば|日本
https://www.tsushima-takumi.com/

画像:©体験であい塾匠

掲載日: 2021/06/21
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

金石城跡

長崎県対馬市

金石城跡のイメージ

金石城(かねいしじょう)跡は、対馬の中心「厳原(いづはら)町」にあります。城は1528年に宗将盛によって清水山城の平城として建てられたものですが、石垣や堀はあるものの正式な天守閣はありませんでした。そのため大手口の櫓門を天守閣として使っていました。その後たび重なる火災で建物のほとんどは焼けてしまいましたが1990年に二重の櫓門が復元されました。敷地内には金石城搦手門跡や庭園があり見所の多いスポットとして知られています。

画像:©長崎県観光連盟

掲載日: 2019/03/15
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

鮎もどし自然公園

長崎県対馬市

鮎もどし自然公園のイメージ

国定公園として指定されている「鮎もどし自然公園」は対馬の下島にある自然公園です。公園内に流れる瀬川の川底は花崗岩の一枚岩で覆われ、そこに水が流れ川を形成しています。水が少ないときにはこの一枚岩の上を歩くことができますが、何しろ岩の表面が平らでつるつる。とても滑りやすいので川で遊ぶときは注意が必要です。それにしても「鮎もどし」とはおもしろい名前ですね。川を上って来た鮎がこの一枚岩のあたりに来ると滑って下流に戻されてしまう(もしくは、それほどつるつるした一枚岩がある)ことから名付けられたとも言われています。
公園はとても広く、園内にはキャンプ場やパットゴルフ場、わんぱく広場などの施設が整備されています。夏休みになると特性かまど(ドラム缶を半分に割った物)や焼き網などを借りてバーベキューを楽しむことができます。

画像:©長崎県観光連盟

掲載日: 2019/10/29
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

アイアカネ工房

長崎県雲仙市

アイアカネ工房のイメージ

雲仙市小浜町の刈水(かりみず)地区にアイアカネ工房はあります。庭には藍や綿が育てられ、また、周辺の自然から得た植物を利用して、工房を運営している鈴木てるみさんは“紡ぐ、染める、織る”を実践されています。
藍染め体験は、藍の生の葉を使って染める「生葉染め」。染めの作業に使うエプロンやゴム手袋は用意してもらえるので、気軽に参加できます。
咲来さんはストールを、奨蔵くんはバッグ、秀蔵くんはTシャツを染めることにしました。

「今、素材は色がついてないよね?そのまま、何もしないで染めてもいいし、模様をつけてもいいよ。どうする?」と鈴木さん。三人は考えて模様をつける方を選びました。「それじゃ、模様をつけたいところに印をつけて。カッコよくしようと思ったら、ここが一番大事よ。それから印のあるところの生地の裏にビー玉を置いて、上から輪ゴムで絞ってごらん」。鈴木さんの手本を見ながら、大きなビー玉や小さいビー玉を好きな場所にデザインします。円いビー玉を輪ゴムで縛るのは結構難しく、お父さんとお母さんも手伝います。
ビー玉をつけ終わったら、水が入ったバケツで水洗い。目には見えない油などを取るためだって。「じゃあ、100回数えて揉み洗い!」と鈴木さん。エーッ、100回も?でも、こどもたちは、楽しげに「1、2、3・・」と声を合わせて数えます。

水洗いが終わったら、そのままバケツの中に15分ほど、置いておきます。その間に、庭の畑で藍の葉を刈り取ります。「できるだけこうやって下の方から切ってね」と鈴木さんがハサミでパチン、パチン。こどもたちも、手にかかえきれないくらい、たくさん刈り取りました。
刈り取った藍は、茎と葉に分けて葉だけを使います。「藍じゃない他の草が入らないように注意して分けてね」。お父さんとお母さんも加わって、ひたすら茎と葉を分けます。

ボウルいっぱいになった葉をミキサーに入れ、それに水を加えて、攪拌します。ミキサーの中には緑の液体が。まるで緑のジュースみたい、と思ったら、鈴木さんが秀蔵くんにいたずらっぽく声をかけます。「秀蔵くん、舐めてみる?」。恐る恐る秀蔵くんが舐めると・・。「おいしい?」。笑って秀蔵くんがうなずきます。藍って食べられるんだ!「藍は昔から薬草としても使われていたくらい、健康にもいいのよ」。へー、そうなんだ。

ちなみにアイアカネ工房では、「食べる藍」シリーズとして、藍の乾燥粉末をベースにしたお茶、塩、ふりかけなどを販売しているそうです。

さあ、できあがった染め液に素材をつけます。手に色がつかないよう箸を使って、つける時間は10分。ちょっと長いなあ〜と思っていると、「奨蔵くん、バッグは何に使うの?」と鈴木さんが飽きさせないようこどもたちに話しかけます。

染めが終わった素材を干します。「ほら、色が変わっていくでしょ?」本当だ!干している間に緑から青に色が変わっていきます。不思議だね。乾くのを待つ間に、庭にある竹林を散策したり、バッタなどの小さい生き物を見つけたり、親子で楽しんでいます。
15分ほど経ったら、干していた素材を下ろし、ビー玉を外します。ビー玉のあったところは円く白い模様がついています。水洗いしてもう一度、干します。乾燥してしまえば、これで完成!素敵なストール、バッグ、Tシャツのできあがりです。手に取ったこどもたちは、もちろん、笑顔!

3時間ほどの「藍染め体験」は、楽しいだけでなく、自然や植物の不思議さ、大切さを知ることができる体験でもありました。

アイアカネ工房では、「紡の体験教」や「織りの体験教室」など、好みや時間に合わせた体験教室を実施しています。ぜひ、参加してみてください。

インフォメーション
スポット名 アイアカネ工房
TEL 090-3899-1393(鈴木てるみさん)
住所 〒854-0514 長崎県雲仙市小浜町北本町1012
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 なし
営業時間 10:00~17:00
※要予約
体験教室は、金・土・日のみ
定休日 火・水
対象年齢 4歳以上
料金 1名 3,000円(材料費込)
アクセス 諫早駅から市営駐車場まで車で約50分+市営駐車場より歩いて約10分
公式サイト http://aiakane.com/

掲載日: 2018/09/26
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

※スタンプを獲得して、スポットツアーの画面(ツアーガイド)を見せると特典としてお楽しみプレゼント(藍のお茶1杯サービス)がもらえます。

食品サンプルの日本美術

長崎県東彼杵郡波佐見町

食品サンプルの日本美術のイメージ

バンズから具がはみ出した大きなハンバーガー。見ているだけで食欲をそそりますが、実はこれ、食べられません。

こちらは、波佐見町にある食品サンプルの製作・展示を行う工房兼ギャラリー「日本美術」。
焼き物の町として知られる波佐見町で、以前焼き物の生地を作る工場として使われていた空き家を改修して、食品サンプルの販売、リース、体験を行っています。

「ミニパフェ製作体験」と「ロウ体験」の2つがあり、私は2歳の娘と「パフェ作り」に挑戦することにしました!
まずはパフェの飾りにする好きなパーツを3つ選びます。ハートやプリン、フルーツ、クッキーなど、カラフルでどれもかわいい。もっと豪華にしたい場合は1つ100円で追加することもできます。
取材に行ったのは11月でクリスマス前ということもあり、サンタの形をしたイチゴやモミの木など、クリスマスらしいパーツもありました。
その時期にあったパーツが選べるのも楽しい♫

続いては中に入れるシロップ作り。
娘は赤のインクをチョイス。代表の野田さんが優しくサポートしてくれるので、娘も楽しみながら作ることができました。
カップにソースを入れたら、ソフトクリームに見立てたゴムを専用の機器で絞りだします。ポンプを押す作業も体験させてもらいました。
最後に、選んだパーツを好きな場所に飾って、完成!15分ぐらいで、オリジナルのミニパフェを作ることができました。

帰りはケーキ用の袋に入れてくれるので、何も知らない人は本物と間違えそう。
実際、私の父もケーキと思って開けて食べようとしていました。
父「なんや、ゴムやっか~」
それだけリアルにできているということなんでしょう。

ちなみに、もう一つの「ロウ体験」はお湯を張った水槽にロウを流し込み、天ぷらやレタスを作ることができます。こちらも楽しそうなので時間がある人はぜひ挑戦してみてください。

工房ではSNS映えするサンプルがたくさん。
見よ!この照り感。鶏の丸焼き?
ステーキやハンバーグも本物よりおいしそう~。
ずっと見ていたい・・・。

野田さんが作る作品は遊び心が光ります。
オムライスが帽子になっちゃった?!
工房の出入り口には食パンのOPEN看板。

工房内では具材を使って自由にお皿に盛り付けられる体験コーナーもあって娘はなぜか、ずっと素麺にキュウリを混ぜていました。

工房兼ギャラリーではサンプル品の販売も行っています。
れんこんのペン立てやフリーペーパー上に無造作に置かれたケーキ、ベーグルのペン&スマホスタンドなど・・・。
なんとも言えない違和感と、強烈な存在感を放ちます。

野田さんが作る作品は、もはや単なる食品サンプルではなく、日常に溶け込むように作られた日用品として、見る人に驚きとワクワクと笑顔を与えてくれるアートでした。

なかなか普段できない食品サンプル作り。
リアルすぎるアートの世界を味わいに行ってみてはいかがですか?

インフォメーション
スポット名 食品サンプルの日本美術
TEL 090-9561-3415
住所 〒859-3702長崎県波佐見町湯無田郷1789
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 あり(3台)
営業時間 土日 11:00〜19:00
(体験は要予約)
定休日 平日不定休
※詳しくはホームページ、Facebookを確認
対象年齢 全年齢
料金 ●ミニパフェ製作体験 1,500円(持ち帰りあり)
●ロウ体験 500円(持ち帰りなし)
  作ったものを持ち帰りたい場合は+1,000円
アクセス 波佐見有田ICより車で5分    
嬉野ICより車で15分
公式サイト https://fakefoodweb.wordpress.com/

掲載日: 2018/12/27
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

万津6区

長崎県佐世保市

万津6区のイメージ

佐世保港の玄関口、万津町。
古くから、市営桟橋や朝市など多くの人で賑わっていました。
時代が流れ周囲が近代化されていく中でも、昔ながらの風情が残っていて歩くと何だか懐かしい気持ちになります。
町の大きさもコンパクトで、ふらっと散策するにもオススメです。

近年では個性的なお店が次々とオープン。
2017年に漬物工場をリノベーションした商業施設「BRICK MALL SASEBO」がオープンしました。
このエリア一帯を「万津6区」と呼び、若い人を中心に人気のスポットになっています。

「万津6区」をさらに盛り上げようと、店舗同士のゆるやかなネットワークから、「YOROZU MARKET」というイベントが2018年1月に開催されました。
懐かしさと新しさが交差する町らしく、店舗に加え、地元自治会も一緒に餅つきをするなどして盛り上がりました。
子どもたちも、一緒に餅を丸めたり、佐世保の伝統工芸品「佐世保独楽」の色付けを楽しんだりして、万津町の魅力を体感しているようでした。

2019年は「6区新春茶会」と題し、町全体でイベントを開催。(1月20日 9:30〜)
「BRICK MALL SASEBO」、「恵比須神社」、「朝市通り」の3ヶ所をメイン会場とし、各店舗でも独自のイベントを企画中との事。
餅つきに加え、新たに朝市の具材を使った朝市鍋などグルメもたくさん(「万津6区」は美味しい飲食店も多い!)
アートやライブもあり、丸一日楽しめるイベントになりそうです。

昭和から平成、そして新しい時代へ・・・。
「万津6区」はお年寄りから子どもたちまで、幅広い世代が一緒に楽しめる場所です。

インフォメーション
スポット名 万津6区
TEL  050-5326-5216
住所 〒857-0877 長崎県佐世保市万津町2−9 など
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場 情報なし
営業時間 各店舗にお問い合わせください。
定休日 各店舗にお問い合わせください。
対象年齢 全年齢
料金 各店舗にお問い合わせください。
アクセス 【車】
西九州自動車道 佐世保中央ICより 約 3 分
西九州自動車道 佐世保みなとICより 約 3 分

【電車】
佐世保駅 みなと口出口より朝市方面へ徒歩 5 分

詳しくは公式サイトを参照ください。
公式サイト http://www.yorozutown6.com/

掲載日: 2018/12/28
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

船番所 旬彩

長崎県西海市

船番所 旬彩のイメージ

今回の冒険の舞台は、西海市西海町横瀬郷。山瀧正久さん所有の田んぼで田植え体験です。参加するのは馬渡さん親子。4歳の悠空くんは、泥んこ遊びができると聞いて、楽しみにしています。
さて、田んぼにやってくると、そこは遠くに海を眺める素敵な場所。天気も良くて絶好の田植え日和です。
山瀧さんから、まず、稲の苗を見せてもらいます。田植えはほとんど機械で植えているため、苗はケースで育てられています。
手で植えるために必要な苗を山瀧さんから受け取ります。

いよいよ田んぼの中へ。お父さん、お母さんに続いて、悠空くんが・・、というわけにはいきません。お父さんにしがみついて田んぼの中に入ろうとしないのです。汚れるのが嫌なのかな?いまにも泣きそうな顔に。
仕方がないのでとりあえず山瀧さんがお父さんとお母さんに植え方を教えます。
「稲は“分(ぶん)けつ”といって、根の部分が増えて成長します。だから、3本とか4本程度でOKです。植える深さは、土に根が隠れるくらい。足跡とかあったら土をならしてから植えてください」と山瀧さん。

山瀧さんが田んぼの上に張ったひもには15センチメートルぐらいの等間隔に印がつけられています。その印をめどに苗を植えます。
お父さんは、田植えは子どもの頃に1度やったことがあるかも、という程度ですから、ほとんど初心者。恐る恐る苗を植えて、「こんな感じで良かったかな?」とお父さん。
すかさず山瀧さんから声が飛びます。
「大丈夫ですよ!」
それじゃ、そろそろ悠空くんも、と思ったのですが、やっぱり田んぼの中に入ることができません。
仕方なくお父さんが抱えて、まるでアクロバットのような体勢に!これじゃ、無理だよね。

棒をつかんだり、山瀧さんが手をつないだり…。でも、どうしても田んぼに入れない悠空くんは、遂に泣き出してしまいました。
植えたい!でも田んぼに入れない!悠空くんの気持ちを察した山瀧さんは、方法を考えました。
「それじゃ、この土手から植えようか?それなら大丈夫だよね?」
こくりと頷いた悠空くんは、土手から手を伸ばして苗をそっと泥水の中へ。しっかりと土に植えることができました。
「ヨシッ、植えた!」と山瀧さんも嬉しそう。
悠空くんは、2回、3回と手が汚れるのも構わず土手から植えていきます。

田植えが終わったら、俄然、悠空くんは元気になりました。家から持ってきた網で田んぼの生き物を捕まえようと意気込みますが、なかなか思うようになりません。そこに、強力な援軍が登場!山瀧さんのお孫さん、同じ4歳の正馬くんが田んぼを縦横無尽に動き回り、カエルやイモリを捕まえて悠空くんにプレゼントしてくれました。良かったね!
今回、馬渡さん親子が田植え体験したところは、秋に稲刈りをすることができるそうです。
「植えたところはしっかりとキープしておきますからね」と山瀧さん。これは秋が楽しみですね。
山瀧さんは、田んぼの近くにある海の駅 船番所の代表を務めています。船番所では、田植え体験以外にもタケノコ掘りやイモ掘り、みかん狩りなど、自然の中でできるさまざまな農業体験を企画しています。ぜひ、参加してみてください。

インフォメーション
スポット名 海の駅 船番所(農業体験)
TEL 0959-32-2345
住所 〒851-3509 長崎県西海市西海町横瀬郷3550-3
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 あり
営業時間 要相談
定休日 不定休
対象年齢 全年齢
料金 問い合わせ
アクセス JRハウステンボス駅から車で約30分
公式サイト https://www.funabansho.jp/index.html

掲載日: 2019/07/10
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

対馬カヤックス

長崎県対馬市

対馬カヤックスのイメージ

素敵な冒険体験ができる対馬のシーカヤックでは、1300年前のいにしえの人たちが見ていた世界を海の上からゆったりと眺められます。中国大陸からの攻撃に対して作られた金田城の城壁や、壮大な鋸割岩(のこわきいわ)の絶壁、自然林などの雄大な自然が、壱岐対馬国定公園に指定されている浅茅(あそう)湾の海上で体験できます。そして、穏やかな浅茅湾に浮かぶ無人島に上陸して、自然のなかでおやつを食べる体験もできます。5月~8月の期間には、夕暮れに、サンセットシーカヤックという日が沈んでいく景色を堪能するコースもあります。シーカヤックは、体験したことがない人でも、少し練習すればできるようになるので安心です。今回は、浅茅湾で楽しめるシーカヤックのフィールドをご紹介します。シーヤカックは、地域などの専門サービスのインストラクターに依頼して、楽しむことが大切なことです。古代の世界の大冒険のような素敵な体験にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

【穏やかな浅茅湾の太古からの景色】
古代の小舟のようなシーカヤックで、浅茅湾の穏やかな波に揺られながら、海上を散歩します。1300年前に小舟に乗って金田城の防人たちが仕事をしていた景観を現在も変わらぬままにシーカヤックから楽しめます。太古にタイムトリップしたような眺めに感動しながら、きれいな入り江に立ち寄ったり、シーカヤックのスピードを少し上げて海の心地よい風を受けることもできます。運が良ければ、シーカヤックを漕いでいる途中で、イルカに遭遇することもあります。人気のない海岸には、鹿が現れることもあります。
鋸割岩は、石英斑岩でできており、水面から40メートルの高さの巨大な岩の塊が絶壁として壮大にそびえています。大和の時代に作られた金田城や、壮大な鋸割岩の絶壁を海上から眺めることで、驚きと感動の大冒険ができます。

【初心者でもすぐに漕げるようになる】
シーカヤックは、魚とりや海上移動の手段として作られた船が原型と言われています。現在では、海遊びや海上散歩のときにシーカヤックが活用されており、多くの人から親しまれています。
1キロくらいのパドルで漕いで進みます。子ども用のパドルは、0.8キロくらいです。自分たちの漕ぐ力だけで進みますので、スピードは自由自在です。浅瀬のところでは、海の中が見えるので、海底の様子や魚の姿も見ることができます。二人でタイミングを合わせて漕ぐとすぐに加速して、海風が心地よく吹いてきます。
初心者の方は、出発前に地上でパドルの練習をしますが、すぐに漕ぐことができるようになりますので安心です。
シーカヤックに乗ると、第一に驚くことは、海面の近さです。海のすぐ上に自分たちだけが浮かんでいるという感覚になります。ここが、シーカヤックでだけ体験できる特にすばらしい点だと思います。

【無人島に上陸できる!】
上陸できる無人島には、明礬島(みょうばんじま)や辺田島(へたじま)などがあり、自然のままの誰もいない浜辺での磯遊びなどができます。明礬島には、広めの浜辺があります。貸し切り状態で楽しく磯遊びをしたり、おやつを食べたりすることができます。このような自然がそのまま残されている無人島では、日常の生活から離れて独特の体験ができます。海の楽しみ方などを説明してくれるガイドのお話をよく聞きながら活動していると、対馬のシーカヤックの良さがさらによくわかっていきます。

【事前に学習することで古代の世界をよく体感できる!】
海抜ゼロメートルの海の上から、壮大な自然をゆったりと眺めることは、シーカヤックでしかできない体験です。穏やかな浅茅湾では、古代の人たちが眺めていたといわれている風景のなかで、当時の生活などを思いながら海上散歩をすることによって、感慨深い体験ができます。お出かけ前に金田城の歴史や、対馬の地形のことなどを子どもたちと一緒に調べておくとシーカヤックでの体験が、より豊かになると思います。

冒険心がくすぐられるシーカヤックでは、古代人が生きていた世界まで、感じることができる魅力的なコースをたどることができます。タイムトリップしたような感動を浅茅湾でのシーカヤックで堪能してください。

インフォメーション
スポット名 対馬カヤックス
TEL 090-4981-5064
住所 〒817-0435 長崎県対馬市美津島町箕形38
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 あり。マイクロバスも可能。
営業時間 9:00~12:00、13:30~16:30
※サンセットコースは、5〜8月の期間限定のサービスです。サンセットコースでは、日没後30分程度で終了します。定休日不定休対象年齢年齢制限は設けていません。おとなしく座っていられる子であれば、参加可能です。申し込み時にご相談ください。
料金 大人 6,500円
子ども(中学生以下) 4,000円
アクセス 対馬空港から車で約15分
厳原港から車で約30分
公式サイト http://www.sea.tcctv.ne.jp/fun-boo/tindex.html

画像:©対馬カヤックス

掲載日: 2020/09/29
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

※スタンプを獲得して、スポットツアーの画面(ツアーガイド)を見せると特典としてオリジナルステッカーをプレゼントします。

諫早公園

長崎県諫早市

諫早公園のイメージ

長崎県の中央に位置し、大村湾、橘湾、有明海の3つの豊かな海に囲まれた諫早市は古くから交通の拠点として栄えました。江戸時代には長崎と小倉をつなぐ「長崎街道」の分岐点で、茶屋や宿屋が点在していました。
現在は、新しい道路ができ、車がたくさん走っていますが、道のあちこちには石碑など街道の名残があります。

その足跡を辿って、いつも歩いている道で冒険してみよう!

街道沿いを歩きながら少し見渡すと、昔ながらの自然も目に入ります。「あの木陰は昔の人たちの休憩スポットだったのかな」なんて昔に思いを馳せると、会話が弾みそうですね。

江戸時代の住人になった気分でお楽しみください。

諫早市の中心部を流れる本明川。長崎県内の川としては唯一、一級河川に指定されています。

江戸時代には毎年のように氾濫し、橋を架けても、すぐに壊れてしまっていたため、川面には飛び石が設置され、川を渡る通路として利用されました。しかし、この飛び石も昭和32年の諫早大水害で流出してしまいました。
現在、飛び石が存在するのは昭和60年のドラマのために一時仮設されたのをきっかけに昭和63年に本格的に復元されたからです。今は諫早の人気フォトスポットとなっています。

川に落ちないように渡れたらゲームクリア!というように、ゲーム気分で渡ってみよう!
子どもにとっては石と石の間の幅が広いので一段跳ぶのも一苦労。通学中の少年たちはいつも楽しそうに飛び跳ねています。
時々落っこちる子もいますが、さわやかな笑顔で楽しそう。

本明川沿いの諫早公園には眼鏡橋があります。
この橋は、「洪水でも決して壊れない橋を作ろう」という思いを込めて天保10年に本明川に架けられました。その後は長い間、諫早市民に利用され、昭和32年の諫早大水害でも壊れることがありませんでした。その頑丈さと歴史的意味が認められ、石橋としては初めて、昭和33年に国の重要文化財に指定されました。その後、川の改修工事のため、現在の位置に移築されました。
そんな眼鏡橋は、長崎市の眼鏡橋よりも大きく、雨風によって削られた石の質感から歴史を感じる壮大な橋。歩くだけで力がもらえるようです。夏になると茂った緑が美しく映えます。
長崎市の眼鏡橋だけでなく、諫早市の眼鏡橋も観光のメインスポットです。
その荘厳な姿は、まるでゲームの世界に入り込んだかのよう。
観光の子どもたちも目をキラキラと輝かせながら渡っていました。

そして諫早公園は、「日本の歴史公園100選」に選ばれた歴史的・文化的価値の高い公園です。もともとは諫早城の城跡だったため、あちこちに城の名残が見つかります。
また、公園一帯が国指定の天然記念物になっていて、暖地性植物が数十種類以上生息しています。

親子連れに一番おすすめなのは、日頃の疲れを癒せるほど美しく広大な広場。この場所で家族と囲むお弁当は格別です。いつもと違った、特別な一日が味わえます。

溢れる子どもたちの笑顔やインスタ映えする眼鏡橋のゲームのような世界観、冒険心くすぐられる映画のような美しい緑を旅の思い出に撮影してはいかがでしょうか?
江戸時代からの歴史を感じさせてくれる街、諫早市でタイムスリップしたような冒険をお楽しみください。

インフォメーション
スポット名 諫早公園
TEL     0957-22-1500 (諫早市緑化公園課)
住所 〒854-0016 長崎県諫早市高城町770-2
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 あり
営業時間
定休日 なし
対象年齢 全年齢
料金 無料
アクセス JR諫早駅から徒歩20分
公式サイト http://www.city.isahaya.nagasaki.jp/post03/2477.html

掲載日: 2018/08/03
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

西海橋公園

長崎県西海市

西海橋公園のイメージ

日本3大急潮の一つ、長崎県の針尾瀬戸に架かる「西海橋」といえば渦潮が有名です。
旧暦3月3日の大潮時には「大観潮会」が催され、毎年たいへん賑わっています。

「西海橋、通ったことがある!」という人は多いかと思いますが、橋のたもとに、総面積36.8ヘクタールの西海橋公園があるのはご存知でしょうか。
かくいう私も子どもができるまでは、行ったことがありませんでした。

「たまには子ども達と一緒に、思い切り体を動かしたい!」
今回は、そんな親子にぴったりな西海橋公園をご紹介します!

この公園に来て、まず体験して欲しいのが、ソリゲレンデです。
ソリは入り口の事務所で借りることができます。(有料)

ソリをもって、いざ滑走ポイントへ。
そこは海が見える絶景の滑走路になっています。
スタート地点に立つと、まるでスキージャンプの選手の気分!
大人でもドキドキするほどの斜面ですが、子ども達は慣れたらお手の物。
潮風を感じながら、爽快に滑っていきます。スピードはかなり出ます!
滑った後は、横の階段を登って、再度スタート地点へ。
子ども達は、何度も往復して楽しそうに滑っていました。

ソリゲレンデで遊んだ後は、アスレチックへ
一言にアスレチックといっても、西海橋公園はとにかく種類が豊富です。
ブランコなどの小さな子ども向けの遊具から、船の形をした本格的な設備までたくさんあります。
さあ、どれで遊ぼう?

小さいお子さん向けの遊具の先には、少し難易度のあるアスレチックが続きます。
設備は、山の形状に沿って建てられています。
坂を登っていく途中に、様々な関門が待ち構えている感じで、一体どこまで続くのか不安になる程です(笑)
高さがあるものや、力が必要なものもあるので、未就学のお子さんの場合は、大人と一緒がいいと思います。
山の中腹には「フリーフォール」と名付けられた直角の滑り台もあり、スリル満点です!

とにかく体を動かして、親子で楽しむことができる西海橋公園。
子ども達がアスレチックで楽しんでいる横では、テントを張って休憩する人や、木陰で本を読んだりする人もいてそれぞれの時間を過ごしていました。
ここでは紹介できませんでしたが、他にもローラー滑り台や吊り橋、新西海橋の下を歩く、遊歩道もオススメです。

親子で思い切り体を動かすには、最高の冒険スポットです。

インフォメーション
スポット名 長崎県立西海橋公園
TEL 0956-58-2004
住所 〒859-3451 長崎県佐世保市針尾東町2678
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報あり 無料
営業時間 9:00~(ソリの受付は16:00まで)
定休日 施設や設備により異なる
対象年齢 全年齢
料金 ソリゲレンデ ソリ1台1時間につき 300円
長崎県立西海橋公園 公園施設について
http://saikaibashi.com/publics/index/50/
アクセス 西九州佐世保大塔ICより20分、パールラインを利用の場合は小迎ICから3分。
公式サイト http://saikaibashi.com/

掲載日: 2018/05/31
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

いちごの森

長崎県西海市

いちごの森のイメージ

いちごの森は長崎県内で最大級の規模のいちご園。長崎バイオパークから車で5分ほど行った所にあります。ビニールハウスの中には、高さ90センチと130センチの2段の栽培棚が作られています。大人でも子どもでも、また車いすに乗っている人でも、腰を曲げないでいちごが採れるように、2種類の高さの棚を取付けているのです。いちご園では、毎年9月になると、20,000株以上のいちごの苗の植え付け作業を行います。植えた苗からは1月頃になるといちごの実ができます。

1月頃から食べられるようになったいちごは、5月頃まで次から次へと実り、最盛期には鈴なりに!この期間に、いちご狩りを楽しむことができます。いちご狩りをするには予約は必要ありませんが、その日に採れるいちごがなくなると入場できなくなるので、前もって電話して確認してから出かけたほうが良いでしょう。また、いちごの生育状況によっては、急に休業することもあるそうです。
いちご狩りの制限時間は40分。採ったいちごはその場で食べ放題。でも全部食べてしまわないで、一部を家に持ち帰ることもできるんですよ。持ち帰る場合は重さを測って、決められた料金を支払います。

いちごの森には、Sweets&Café「いちごの森」という店があります。この店では、農園で採れたばかりのいちごを使って作ったおいしいスイーツや飲み物を味わうことができます。
「いちごのふわふわパンケーキ」は、名前の通りふわふわとした食感を出すために、20分掛けてゆっくり焼き上げます。
その他朝取れたいちごをクリームに挟んだ「いちごのシュークリーム」やストロベリースムージーも人気。ただしメニューは変わることがあるので、ご承知ください。

画像:©いちごの森

掲載日: 2019/11/29
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

時津ウォーターフロント公園

長崎県西彼杵郡

時津ウォーターフロント公園のイメージ

青い海と緑が美しい自然豊かな町、時津町。最近では商業施設も多く出店しており、とても賑やかな雰囲気があります。長崎空港への玄関口になっている時津港は波も穏やかで、爽やかな潮風が吹いています。
その時津港を一望できる場所に、今回ご紹介する「時津ウォーターフロント公園」があります。

時津ウォーターフロント公園の特徴は、その名の通り、綺麗な海と見事に融合している点にあります。
爽やかな潮風を頬に感じつつ、広大な敷地でボール遊び。疲れてほっと一息、ベンチに座ると芝生の緑と海の青が生み出す景色を堪能できます。

今回はそんな時津ウォーターフロント公園の魅力を詳しくご紹介していきます!

まず公園の入口を抜けると、イベント広場があり、その奥に芝生の広場と遊具のエリアがあります。
イベント広場は、長崎でも数少ないローラースケートを楽しめる広場になっており、休日は小さいお子さんから大人まで幅広い年齢層の方々で賑わっています。

イベント広場のすぐそばには、被爆体験や生活の哀歓を短歌にし、時津町民表彰特別賞などを受賞した歌人・竹山広氏の「水のへに 至り得し手をうち重ね いづれが先に 死にし母と子」という短歌が刻まれた歌碑と平和の碑が立っています。
短歌を噛み締めつつ、親子で平和について語らういい機会になるのではないでしょうか?

イベント広場を抜け、広大な芝生のエリアにつくと、そこには大きな時計台が堂々と立っています。
後ろには海辺の綺麗な景色が広がっているため、「インスタ映え」を狙えるかもしれませんね!

芝生の広場は、時津港に面しており海辺の景色も楽しむことができます。また、広大な敷地なので親子でボール遊びやバドミントンなども思いっきり楽しめます!

遊具のエリアも充実しており、子どもたちも飽きることなくたくさんの遊具で遊ぶことができます。
お父さんやお母さんは、目の届く範囲に屋根付きのベンチもあるので子どもを見守りつつ一息つくのも良いと思います。

外周をぐるっと回るウォーキングコースもあるので、綺麗な海を眺めながらお散歩するのもおすすめです!

無料駐車場(22台+障がい者等専用5台)があり、車で来る家族連れにも安心です。
駐車場の入口にある自動ゲートは9時に開錠され22時に施錠されるため、車で来た際にはくれぐれもお時間にお気を付けください。

トイレも公園内に2か所あり、障がい者等専用トイレもあります。

時津ウォーターフロント公園は広大な敷地で景色もよく、遊具や設備も充実しています!
ぜひ、天気の良い休日に家族で出かけてみてはいかがでしょうか?

インフォメーション
スポット名 時津ウォーターフロント公園
TEL 095-882-2211(時津町役場)
住所 〒851-2105 長崎県西彼杵郡時津町浦郷436-8
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 あり(無料・22台+障がい者等専用5台)
営業時間 ※駐車場は午前9時~午後10時まで
定休日 –
対象年齢 全年齢
料金 無料
アクセス 長崎自動車道長崎多良見ICより車で約30分
JR長与駅からバスで約15分
長崎バス「時津港入口」バス停より徒歩1分
公式サイト –

掲載日: 2019/05/27
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。