小津安二郎は戦前から神奈川県内各地を撮影地とすることが多く、横浜・山手も数々の作品にゆかりの深いエリアです。ロケ地となった名所のほか、女優・原節子や原作を手がけた文学者にゆかりのスポットがあり、神奈川近代文学館では特別展「生誕120年 没後60年 小津安二郎展」を開催。作品をめぐる小津の足跡をたどりながら、異国情緒あふれるモダンな開港都市の歴史をお楽しみください。
※「生誕120年 没後60年 小津安二郎展」は2023年5月28日まで開催中。
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【全国版】生誕120年企画「小津めぐり」も開催中!
https://spottour.jp/rd/shochiku/95994/
小津安二郎ゆかりの各地のスタンプラリーで「スポット1」のスタンプを獲得すると、全国版スタンプラリーでもスタンプを同時獲得。思い出を記録に残すために、全国版スタンプラリーを活用しましょう!
さらに全国版スタンプラリーで3地域のスタンプを獲得された方には、松竹より豪華商品をプレゼント!
※小津安二郎ゆかりの各地のスタンプラリーに参加される前に、全国版スタンプラリーへのご参加をお願いいたします。
※全国版スタンプラリー単独でのご参加はできません。各ゆかりの地スタンプラリーと共にご参加ください。
ツアーの参加にはアプリが必要です。アプリをインストールしてツアーコード「50857」で検索してください。
アプリを利用すると、デジタルスタンプラリーやフォトブックなどが楽しめます。事故やケガに備えて100円で最大1億円の保険も加入できます。
神奈川近代文学館
神奈川県横浜市
神奈川近代文学館は、1984年10月に開館した日本近代文学専門の博物館、専門図書館です。神奈川県ゆかりの文学を中心に日本近代文学に関する自筆資料類、図書・雑誌などの資料の収集・保存・公開、関連する展覧会やイベントを実施しています。2023年4月1日(土)~5月28日(日)は「生誕120年 没後60年 小津安二郎展」を開催。また、『晩春』(1949年)のもとになった小説「父と娘」の作者・広津和郎のコレクションを所蔵しています。
大佛次郎記念館
神奈川県横浜市
大佛次郎記念館では、横浜ゆかりの作家・大佛次郎の業績と生涯を様々な資料で紹介しています。大佛は小津にとって初の日本文学作品の映画化であった『宗方姉妹』(むねかたきょうだい/1950年)の作者。
横浜山手聖公会
神奈川県横浜市
横浜山手聖公会(クライストチャーチ)は、外国人居留地に住む聖公会信徒たちのために発足しました。1863年に初代の聖堂が建てられ、現在の聖堂は建築家のJ.H.モーガンの設計により1931年に竣工した3代目。中世イギリスのノルマン様式とゴシック様式が混在した重厚感あふれる建築は、横浜市の歴史的建造物に指定されています。小津の映画の撮影地になりました。
元町幼稚園(横浜高等女学校跡)
神奈川県横浜市
元町と山手を結ぶ汐汲坂の中腹にある横浜学園附属元町幼稚園は、戦後の小津映画に欠かせない女優・原節子が通った横浜高等女学校(現・横浜学園高等学校)の跡地にあります。原の個性をかねてから認めていた小津は、『晩春』『麦秋』『東京物語』のヒロイン「紀子」役に起用。その魅力を大いに引き出しました。
山下公園
神奈川県横浜市
山下公園は、関東大震災の復興事業として震災のがれきを埋め立て、1930年3月に開園しました。海への眺望、沈床花壇のバラ、記念碑や歌碑など見どころが多くあります。小津が高田稔、田中絹代らスター俳優を初めて起用することができた『大学は出たけれど』(1929年)撮影のとき訪れ、スタッフ等と写る写真が残っています。
赤レンガ倉庫・旧横浜港駅
神奈川県横浜市
横浜港駅は1911年に横浜税関構内の荷扱所としてつくられ、1920年に東京駅から初の汽船連絡列車が乗りいれました。プラットフォームのみ横浜赤レンガ倉庫横に現存し、赤レンガパークの休憩所として利用されています。小津の映画のロケ地になりました。