聖徳太子巡礼の道 04 亀の瀬

大阪府

※本ツアーは終了しました。

聖徳太子巡礼の道 04 亀の瀬のイメージ

聖徳太子が歩んだ龍田古道と舞楽伝承の聖地をたどるコース
聖徳太子が斑鳩と難波を往来した道は、大和・河内の国境では大和川が流れる高低差の小さいルート「龍田道」を通りました。『万葉集』には太子がこの途中にある竹原井を訪れた際、龍田山で亡くなった人をみて詠んだとされる歌が収録されています。龍田古道と川筋の亀の瀬は日本遺産に登録されており、季節ごとの自然豊かな風景も魅力です。

ツアーの参加にはアプリが必要です。アプリをインストールしてツアーコード「06667」で検索してください。
アプリを利用すると、デジタルスタンプラリーやフォトブックなどが楽しめます。事故やケガに備えて100円で最大1億円の保険も加入できます。

亀の瀬(亀岩)

大阪府柏原市

亀の瀬(亀岩)のイメージ

ここは大和川のなかでも多くの奇岩がある場所でしたが、特に亀の形に似た亀岩があったことからこのように呼ばれています。聖徳太子がここを訪れて笛を吹いていたところ、信貴山の山神が下りてきて、笛の音があまりにすばらしいので浮かれて踊り出し、「しまった!」と舌をペロッと出した様子がもとになって面が作られ、舞楽「蘇莫者」が誕生したと伝えられています。大和川は大和と河内を結ぶ重要河川ですが、亀の瀬は岩場のため舟運には不向きでした。そこで江戸時代には大阪方面からやってきた荷船はここでいったん荷物をおろし、陸路をたどって上流へと向かい、再度船に載せました。亀の瀬は地すべりの多発地帯としても有名です。

亀の瀬地すべり歴史資料室

大阪府柏原市

亀の瀬地すべり歴史資料室のイメージ

地すべりのメカニズムや過去の被害状況を詳しく紹介しています。地すべりで廃絶した旧大阪鉄道亀瀬隧道とあわせて必見の施設ですが、見学については事前に要確認です。

龍田大社

奈良県生駒郡

龍田大社のイメージ

龍田道に沿って龍田大社があります。大和川は風の通り道だったことから、ここは風を抑える神として国家的な信仰を集めました。現在は風鎮大祭が執り行われています。